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インターネットの発達により電子メールでのコミュニケーションが普及し、地球の裏側との交信もスムースにできるようになった。退社前にメールでアメリカのサプライヤーに依頼をしたら、翌朝出社した時には回答が来ているなんてことも今日では当然の事になっている。従って、上手に英語のメールが書けると海外との仕事が どんどん出来るような時代になっているのだ。
ところで、あるサイトに電子メールの書き方の解説があり、次のような例文が紹介されていた。
Dear Sir or
Madam,
I saw your products
on the website.
I
would like to know the price of the
products.
Could
you send me a price list including
shipping costs?
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英語は間違いなく プライスリストが欲しいという意図の伝わる文章になっているが、これでは 回答が来ない可能性が高い。何故だろうか?
価格表が出てくることも稀にあるだろうが、一般に価格情報というのは 企業秘密に近いもので、必要なとき以外には出さないのもの。

つまり、商品の価格が知りたい時は、消費者、もしくは、バイヤーであるということが、相手に明確に分かるような聞き方をしないと 思ったような回答はもらえません。また、送料は どこまでの送料なのか 書く必要があることは言うまでもない。常に 相手の立場を良く考えて文章を作ることが 上手なビジネス英語 (日本語も同様) を書く基本だ。英語になると、つい、そうした点に気が回らなくなる人がいるようだが、気を付けなければなりません。さて、先ほどの例文
(本文のみ) を書き換えて見よう。
I
am interested in buying xxxx and/or
yyyy listed on your Web site. Please
let me know the price - including
the shipping costs to Tokyo, Japan. |
xxxx, yyyy は、きちっと 相手が分かるように記述する必要がある。また、お願いすることが、一つ以上の場合は、箇条書きにするなどすれば、相手に間違いなく対応してもらえる可能性が高くなるだろう。
微妙なニュアンスを伝えるとか、相手を説得する必要がある場合などは、日本語を直訳したような英語では、うまく行かないものだ。本サイトでは、そうしたことも十分に考慮した例文を載せているので、参考にしてください。左の例文集目次から興味のあるアイテムをクリックすると英語の例文と解説が参照できるので、ご利用下さい。
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