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東京五輪決定で始まる新宿・歌舞伎町「壊滅」作戦

日刊ゲンダイ 9月16日(月)10時26分配信

東京五輪決定で始まる新宿・歌舞伎町「壊滅」作戦

外国人観光客もガッカリ?/(C)日刊ゲンダイ

「歌舞伎町は消滅する」――。2020年の東京五輪開催が決定したことで、東洋一の歓楽街「歌舞伎町」は壊滅の危機に直面しかねなくなってきた。

「17日間の五輪期間中、東京には外国人観光客25万人を含めて1000万人が訪れるとみられています。都の人口に匹敵する人数です。02年のサッカーワールドカップの時の140万人とは比べものにならない。これだけの人が集まると何が起こるか分からない。心配はテロです。72年ミュンヘン大会では選手11人が殺害され、96年アトランタ大会では爆弾テロで100人以上が死傷した。2020年大会では警察官2万5000人を投入しますが、本当にテロを防げるのか。警察庁はいまからピリピリしています」(霞が関関係者)

 東京五輪は「安心」「安全」をセールスポイントにしている。もし、テロ、殺人、放火、強姦などの犯罪が頻発したら、警察庁長官は即、クビだ。そこでテロを防ぎ、警備をしやすくするために、警察は歌舞伎町を“完全浄化”する方針だという。

「いま歌舞伎町は、不良アフリカ人や中国マフィアが入り込み、警視庁も完全に把握できていません。この状況で五輪に突入したら、歌舞伎町はテロ犯の格好の隠れ場所になってしまう。テロを防ぐには、歌舞伎町から半グレ集団や不良外国人を一掃するしかない。警察は2020年までに徹底的に浄化するつもりです。実は、歌舞伎町には消防も頭を抱えている。70年代に建てられた古いビルが多く、火事や地震が起きたらひとたまりもないからです。多くの死者を出してしまう。大会中に放火でもされたら最悪。古いビルを取り壊したいのがホンネです」(都政関係者)

 しかし、歌舞伎町が完全にクリーンになったら、せっかく東京に来る25万人の外国人観光客は、ガッカリするのではないか。

最終更新:9月16日(月)10時26分

日刊ゲンダイ

 
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