参院、李明博韓国大統領の竹島上陸抗議決議を採択

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2012年08月30日

【新華社東京8月29日=呉谷豊】日本参議院は29日の本会議で、李明博韓国大統領の竹島(韓国名:独島)上陸と、天皇陛下に関する発言に抗議する決議を採択した。

決議は、竹島は日本固有の領土であることを強調し、韓国が竹島の不法占拠を一刻も早く停止することを強く求めた。また今月14日、李明博韓国大統領が天皇陛下の韓国訪問について極めて不適切な発言を行ったとして、「友好国の国家元首が天皇陛下に対して行う発言として極めて非礼な発言であり、決して容認できないものであり、発言の撤回を求める」と表明した。

同決議は、24日の衆議院本会議で採択されている。

8月10日、李明博韓国大統領は竹島に上陸し、竹島に対する韓国の領有権を表明。竹島に上陸した初の韓国国家元首となった。日本政府はこれに反発し、竹島問題を国際司法裁判所に提訴するよう提案したが、韓国はこれを拒否した。

14日、李明博大統領は天皇陛下の訪韓案件を取り上げ、「日本の天皇が韓国を訪問したいのであれば独立運動に携わり亡くなった方々のもとを訪ね、こころから謝罪してほしい」と発言した。

(翻訳 孫義/翻訳編集 伊藤亜美)

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