横断幕やプラカードを掲げ、差別撤廃を訴えながら行進する参加者たち。黒いスーツ姿は、50年前に人種差別撤廃を求めた米国のキング牧師の演説で知られる「ワシントン大行進」に対する尊敬の念を表しているという=22日午後1時36分、東京都新宿区、仙波理撮影 |
プラカードを手に一人抗議する女性(手前右)を避け、行進を続ける「差別撤廃東京大行進」の参加者たち=22日午後1時35分、東京都新宿区、仙波理撮影 |
差別はやめよう、仲良くしようぜ――。特定の人種や民族への憎しみをあおり立てる「ヘイトスピーチ」など差別的な動きへの反対を訴えるデモ行進が東京・新宿で22日に行われた。ツイッターなどでの呼びかけに呼応した約1200人が参加した。
「東京大行進」と題したデモ隊の先頭は、黒のスーツ姿で「一緒に生きよう」などと書かれたプラカードを掲げた。1963年に米国でキング牧師らが人種差別撤廃を訴えた「ワシントン大行進」がモデルだ。新宿中央公園を出発し、職安通りや歌舞伎町など約4キロを歩いた。