ネットワークカメラ I-O DATA Qwatch TS-WLCAM

で動作検知し、画像をFTPサーバーに記録する方法について説明します。

1.オンラインマニュアル

 本件に関するマニュアルは、以下の場所に配置されています。

 TS-WLCAMのマニュアルのサイトにおいて
 →"TS-WLCAM画面で見るマニュアル" をクリック
 →"活用する" をクリック
 →"動作検知する" をクリック 。
  以下の4項目の設定について記載されています。
   "1. 動作検知機能の設定"
   "2-1. 範囲設定"
   "2-2. メール設定"
   "2-3. FTP設定"

  本記事では、"1. 動作検知機能の設定" と "2-3. FTP設定" について
  説明します。

2.動作検知し、画像をFTPサーバーに記録する手順

2.1 Internet Explorer でライブ映像を表示する

 「ネットワークカメラ IODATA Qwatch TS-WLCAM 映像を保存する方法
 の2.1と同じなので、そちらを参照してください。

2.2 動作検知とFTP転送の、設定と実行

(1) [設定]、[動作検知]、[動作検知設定] (赤で囲った部分)をこの順に
  クリック。
(2) [動作検知機能] を有効に、
  [動作検知する間隔] を10秒に、
  [画像をメールで送信] を無効に、
  [FTPサーバーに画像を送信] を有効に設定し(黄色で囲った部分)、
  設定ボタン(オレンジで囲った部分)をクリック。
130319_011.png

(3) [FTP設定](上図で緑で囲った部分)をクリック。
  * 画面が、FTP設定画面に変わる。

(4) [FTPサーバ名]、[ユーザ名]、[パスワード]、[ポート番号]、[パス]、
  [パッシブモード]を以下のように指定し(赤で囲った部分)、
  [設定](黄色で囲った部分)をクリック。

  ※これは、私が利用している FC2ホームページのサイトの data という
   フォルダに、データを転送する場合の方法です。
   利用しているFTPサーバーは、個人個人違っていると思いますので、
   各位のFTPサーバーに合わせた指定をしていただければよいと思います。
130319_02.png
  ※見づらいと思いますので補足しておきます。以下の値を指定しています。
   FTPサーバー名: takahara02.web.fc2.com
   ユーザ名:   takahara02
   パスワード:  伏せておきます。
   ポート番号:  21
   パス(*1):   /data
   パッシブモード:有効

   (*1) パスとは転送先のフォルダのことです。

(5) 何分か待つ。
  * この間に、動作が検知され、画像がFTP転送されている。

(6) [FTPサーバーに画像を送信] に無効(赤で囲った部分)を指定し、
  設定ボタン(黄色で囲った部分)をクリック。
  * 画像のFTP転送を中止する。
130319_031.png

(7) 画像がFTP転送されたかどうかを確認する。

  ※以降は、私が利用している FC2ホームページのサイトの data という
   フォルダに、データを転送した場合の確認方法です。
   利用しているFTPサーバーは、個人個人違っていると思いますので、
   各位のFTPサーバーに合わせた指定をしていただければよいと思います。

  まずは、FC2ホームページを開き、[ログイン]をクリック。
130319_04.png

(8) [登録メールアドレス] と [パスワード] を入力して [ログイン]をクリック。
130319_05.png

(9) [ファイルマネージャー](赤で囲った部分)をクリック。
130319_06.png

(10) フォルダ名 data (赤で囲った部分)をクリック。
130319_07.png

(11)motion-2013-03-1...png というファイルが FTP転送された画像ファイル。
  今回は時計を撮影しているため、秒針が常に動いているので、10秒間隔の指定
  だと、10秒間隔で画像がFTP転送される。
  下に示した画面に更新日時(分単位までしか表示されない)が 2013/03/19 00:44
  のファイルが6個あるのはそのためである。(黄色で囲った部分)

  一番最初に転送されたファイルを見てみることにする。
  一番最初のファイルにチェック(赤で囲った部分)を入れ、そのファイルの
  右の表示ボタン(緑で囲った部分)をクリックする。
130319_081.png

(12)FTP転送された画像が表示される。
130319_09.png

(13)時計の秒針以外の動作が検知されるかどうかを確認する。
  まずは、時計を裏向きにして、秒針が画像に映らないようにする。
  * 以下のようになっている状態にする。
130319_10.png

(14)再び、[FTPサーバーに画像を送信] に有効を指定して(赤で囲った部分)、
  設定ボタン(黄色で囲った部分)をクリック。
130319_11.png

(15)ネットワークカメラと時計の間に、十数秒、手をかざしてみる。
  
(16)[FTPサーバーに画像を送信] に無効(赤で囲った部分)を指定して、
  設定ボタン(黄色で囲った部分)をクリック。
  * 画像のFTP転送を中止する。
130319_031.png

(17)FC2ホームページのファイルマネージャーで転送された画像を確認すると、
  以下の2個の画像(手をかざした時と、引っ込めた時の画像)が転送されている。
  * FC2ホームページのファイルマネージャーの操作手順は省略。
130319_12.png

130319_13.png 


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