【富士スピードウェイ(静岡県)田村尚之】インター・プロト・シリーズ(IPS)最終第3戦は22日、当地で最終日を迎え、アマレースで中スポ/トーチュウ号の永井宏明(インギング)が2連勝を飾り、プロは平川亮(RSS)が今季2勝目を挙げて初代王者となった。
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今年から始まったIPSの初代王者に平川亮(RSS)が就いた。開幕戦で独走Vを演じ、第2戦は2位だったが、最終戦は序盤の攻防戦を制して、22周を安定したペースで走りきり、獲得賞金を145万円に伸ばして、タイトルを手にした。「(IPSは)バトルができるので面白かった。勝たなくてもタイトルが決まる状況でしたが、勝って決めたのでよかった。いいシーズンでした」と満足そう。4輪ステップアップ以来、10年のスーパーFJ(岡山シリーズ)、11年のF4(西日本シリーズ)、そして昨年の全日本F3&ポルシェ・カレラカップジャパンに続き、今年も肩書が一つ増えた。