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【愛知】

豊田市駅前「サザン通り」に 7日から豊スタでコンサート

「ようこそ豊田市へ!」とコンサート客を歓迎する柱装飾=豊田市駅前の「コモ・スクエア」で

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 七日と八日に豊田スタジアムで人気音楽グループ「サザンオールスターズ」のコンサートが開かれるのに合わせ、豊田市の駅前通りが「サザン通り」に変身した。中心部のホテルの予約状況は既に満室で、両日とも大勢の人出が期待される。商店街もオリジナルの缶バッジを作り、歓迎ムードが漂っている。

 名鉄豊田市駅東口から豊田スタジアム方面に向かって、すぐの商業ビル「コモ・スクエア」。十九本の大きな円柱は、コンサートの公式ロゴに「ようこそ豊田市へ!」「祝!復活」と書かれた装飾が施された。

 サザン通りの演出を企画した「まちなか宣伝会議」の担当者は「電車で来る人はもちろん、駅周辺の駐車場からスタジアムに向かう人の目にも入る。まちなかを盛り上げたい」と話す。

 両日とも午後四〜十一時はコモ・スクエアで「サザンオールスターズ」の文字の入ったちょうちん百個を飾る。東日本大震災の被災者を弔う意味も込められているという。

 二日間で各地から七万人以上が訪れる。豊田ホテル旅館組合によると、組合員が経営する駅周辺の九カ所のホテルは満室で、新たに予約を取るのは難しい。週末に大きなスポーツイベントなどはなく、担当者は「サザンのコンサートの効果」とみる。

商店街が作った缶バッジ

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 多くの人出が見込まれるため、市商店街連盟協同組合挙母ブロックは、豊田スタジアムが描かれた缶バッジ(二百円)を作った。両日ともコモ・スクエア広場で双眼鏡やオペラグッズなどとともに販売する。

 ブロック長の吉村達也さん(54)は「茅ケ崎(神奈川県)など他の会場を見ると、チケットを持っていない人も来る。地元が歓迎している姿を見せたい」と意気込む。

 (古根村進然)

 

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