川崎、メジャー初退場　監督「サムライウォリアーだ」

　川崎宗則内野手（３２）がメジャー２年目で初の退場処分を受けた。２１日、敵地でのレッドソックス戦で２番ＤＨで先発。８回に投手強襲のゴロを放ったが、打球を処理した二塁手の一塁送球は間一髪アウトの判定。一塁を走り抜けた川崎は感情をあらわにして右手でヘルメットをたたきつけ、退場を宣告された。

　時事電などによると、川崎は「熱くなった。それだけです。判定？　ノーコメント」と厳しい表情。ギボンズ監督は「完全にセーフだった。彼のああいう姿は珍しい。サムライウォリアーだ」とかばいながら苦笑いした。