夕刊フジ 9月18日(水)16時56分配信
フジテレビが18日午後7時から地上波独占生中継するAKB48の「第4回じゃんけん大会」(東京・日本武道館)。運次第のじゃんけんだが、勝ち進んだ面々によってグループにも与える影響が大いに異なってくるという。
34枚目のシングル選抜メンバーを決めるイベント。昨年の覇者、島崎遥香(19)が今年のAKB総選挙で大躍進したこともあり、個々のメンバーにとっても大事なチャンスだ。
アイドル評論家の西幸男氏によると、「今回は1回戦から見どころがある」という。それは元チームB同士の盟友で、前回総選挙で3位の渡辺麻友(19)と、同じく4位の柏木由紀(22)の対決だ。「放送前半の最大のポイント。ここでドラマを作り、後に向けさらに盛り上げる狙いでしょう」と西氏は話す。
じゃんけん大会は、優勝者やグループに何をもたらすか。西氏によると、3つのパターンがあるという。「無名に等しいメンバーが勝ち抜いた場合」は、第1回の内田眞由美(19)が当てはまる。「ファンは無名メンバーが上位メンバーと対決し勝ち進む下克上が一番面白いし、会場も盛り上がる。ただ、せっかくセンターになってもブレークに至らないのは、本人の実力不足とみなされる」
昨年(第3回)の島崎の場合は、「ブレーク寸前のメンバーが優勝」のパターンだ。「運営側も彼女を推しながら、起爆剤的なブレークネタがなかった。そこでの絶妙な優勝。結果も出ている。運営は喜び、ファンもそこそこうれしいパターンだ」
第2回、篠田麻里子(27)が優勝したケースは人気上位のメンバーが勝ち抜いたケース。ただ、センター経験がなかった篠田はさらに人気を伸ばし、「レコード会社も運営も安心してCDが売れた。推しメンと運営にはありがたい」(西氏)。
じゃんけん大会を別の視線で見つめるのが雑誌の表紙やグラビアにAKBを起用したい出版社の編集者だ。
「将来性を見極めたい。AKB48の上位人気メンバーより、研究生や、SKE48、NMB48、HKT48など、ファンの間で通称『支店』と呼ばれているグループのメンバーに原石がある」(週刊誌編集担当者)。
無名に等しいメンバーや支店メンバーでも、勝ち進んで16人の選抜に入れば、翌月以降の雑誌に登場するのは確実。それだけでなく、トークやパフォーマンス、衣装のインパクトなどで、将来人気を集めそうなメンバーをチェックするのだ。
「第1回はお遊び的雰囲気もあったが、国民的アイドルグループとなった今、メンバー個人も所属事務所も極めて重要なイベントと考えている。平等にシングル選抜入りの権利を得られる限り、この大会は価値がある」と事務所関係者は語る。
悲喜こもごものドラマにも、しっかり計算はあるようだ。
最終更新:9月18日(水)17時46分