選挙:生駒市長選 山下氏が出馬表明 3選目指す /奈良

毎日新聞 2013年09月18日 地方版

 生駒市の山下真市長(45)は17日、任期満了に伴う市長選(2014年1月19日告示、26日投開票)に3選を目指して無所属で立候補することを表明した。同市長選への出馬表明は初めて。

 山下市長は市議会開会あいさつで、市立病院開院(15年6月予定)に向けた地域医療機関との連携体制の構築などを挙げ「まだしなければならないことがある。(当選できれば)『関西一魅力的な住宅都市』を目指し、ぶれずに職務にまい進する」と決意を述べた。

 山下市長は06年1月、4選を目指した現職を破って初当選し、全国最年少市長(当時)になった。市立病院の指定管理者問題が大きな争点だった前回は新人2人を破り、再選を果たした。

 山下市長は記者会見で「今回はこれと言った明確な争点はなく、強いていえば現職の継続の是非だと思う。1期目の選挙で明言した『3期12年以上はしない』という気持ちは変わらない」と話した。

 市長選では自民など保守系や共産もそれぞれ候補擁立を目指しており、今後、動きが活発化する。【熊谷仁志】

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