ジムの会長で作る日本プロボクシング協会の臨時理事会が21日に東京都内であり、負傷した場合の治療代として選手から集め、日本ボクシングコミッション(JBC)が管理している積立金約1億円の使い道を巡り議論が紛糾した。
会議は非公開。関係者によると、JBC側から積立金はJBC側の収入であり、今後は職員の人件費もそこから支出されるという説明があった。治療費名目と捉えていたジム会長らから「話が違う」との声が上がり、協会が管理するべきだと意見が出た。
さらにこれまでの積立金の支出についても再調査すべきだとして第三者委員会を設ける方向性も確認した。
JBCは日本のプロボクシングを統括する団体で、ジムや選手からのライセンス金で成り立っている団体。
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