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22 Sep 2013 11:18

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7万人熱狂!嵐、国立競技場改修前ラストライブ

サンケイスポーツ 9月22日(日)7時0分配信

 人気グループ、嵐が21日、東京・国立競技場で前人未到の6年連続となる単独ライブを行った。ファン投票による人気曲を中心とした全35曲を披露し、7万人を熱狂させた。2020年東京五輪に向け、来夏から改修工事が行われるため、現在の国立競技場で開催されるラストライブ。同所を舞台に活躍してきた5人は、東京五輪参加への夢も膨らませた。22日も同所で行う。

 今や、国立の風物詩。嵐が6年連続、同所でのライブを行った。暦の上では23日から秋だが、季節も忘れるほどに国立が熱く燃えた。

 爆音と同時に5人がステージに登場。7万人の興奮が渦巻く中、松本潤(30)が「会いたかったぜ、国立! 宣誓、今から俺たちは7万人を幸せにします。ついてこいよ!!」と叫ぶ。二宮和也(30)も「嵐が来たぞ! 嵐の夏は終わらないぞ!!」と笑顔を見せた。

 昨年から開催されたファン投票によるシングル、アルバムオリジナル、カップリングの各部門の人気10曲を中心に披露する「アラフェス」と銘打たれたお祭りライブ。5人は人気曲の連続でファンを熱狂させた。

 特別な思いを込めた6年目だ。国立競技場は東京五輪のメーン会場となるため、来夏から19年3月末(予定)まで改修工事が行われる。現存の国立でのラストライブ。嵐が最後のアーティストだ。櫻井翔(31)は「愛着ある場所が最後になるのはさみしい。08年の最初のライブで登場したときの景色は忘れられない」としみじみと語った。

 半面、野望も広がる。同所の“看板アーティスト”として東京五輪へのつながりだ。櫻井が「僕らが聖地と呼んでいいのか分からないけど、聖火台を6年間見ながらやってきた。7年後に何らかの形で参加できたら」と思いをはせた。

 ライブではレーザー装置を操る松本が、光線を大型スクリーンに当てると五輪のマークが浮かび、聖火台に当てると火がともる演出も。観賞していた日本オリンピック委員会の竹田恒和会長(65)や、メンバーと親交のある柔道の野村忠宏(38)、水泳の北島康介(31)ら五輪戦士を感動させた。

 火柱、噴水、花火2500発、3万個の風船など壮大な仕掛けも満載。夢と希望を与える5人が、圧倒的な存在感を輝き放った夜だった。

最終更新:9月22日(日)7時0分

サンケイスポーツ

 
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