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皇太子ご夫妻 避難住民励ます
9月22日 19時0分

皇太子ご夫妻 避難住民励ます
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皇太子ご夫妻は、原発事故で多くの人たちの避難先となっている福島県郡山市を訪れ、避難生活を続ける人たちを励まされました。

先月の宮城県に続いて、22日、福島県郡山市を訪れた皇太子ご夫妻は、はじめに佐藤知事から復興状況などの説明を受けたあと、県内で作られた水道管バルブの放射線量を測定する様子を視察されました。
この施設では県内で生産された工業製品や加工食品の検査をしていて、ご夫妻は職員の説明に熱心に耳を傾けられていました。
続いてご夫妻は、福島第一原発のある双葉町から避難してきた80人余りの住民が暮らす仮設住宅を訪問されました。
双葉町は町のほとんどの地域が長期間にわたって帰ることができない区域に指定されていて、今もすべての住民が避難生活を続けています。
ご夫妻は、仮設住宅の敷地内に設けられたテントで、被災者一人一人に声をかけて回られました。
皇太子さまは、原発事故のあと9回引っ越しを繰り返したという女性に「何回も住む場所を変えられて大変でしたね。お体をお大事に」とことばをかけられていました。
雅子さまは、震災後、体の調子が悪くなったという70歳の男性に、「おつらいでしょうけど、頑張ってください」などと声をかけ励まされていました。
このあとご夫妻は、放射能の影響を心配せずに体を動かしてもらおうと、子どもたちのために運営されている屋内運動施設に足を運ばれました。
ご夫妻は、子どもたちがゴムボールのプールに飛び込んだりプラスチック製の積み木を積み上げたりして遊ぶ様子に目を細めて「よくできたね」などと話しかけ、エアマットを敷き詰めた遊具で一緒に飛び跳ねられる一幕もありました。
皇太子ご夫妻は、22日夜、東京に戻られます。

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