元慰安婦3人が証言のため訪日 29日まで滞在
【広州聯合ニュース】旧日本軍によって慰安婦にされた80代の被害者3人が22日、自らが受けた凄惨(せいさん)な経験を語るために日本を訪問する。
3人は元慰安婦が共同生活するソウル近郊の施設「ナヌムの家」にいる被害者。22〜25日には東京に滞在。26〜29日は京都で記者会見や証言会、日本の国会議員との交流会、集会などを実施する。
中でも今回の訪問では、これまで慰安婦問題の解決を求める決議が一度も採択されたことがない東京の議会での採択を促す予定だ。
高齢と持病にもかかわらず、3人が今回日本を訪問するのは、良識を持った政治家や人権活動家、若い世代の人たちに生の声を伝え、生きているうちに賠償と公式謝罪を受け名誉回復を図りたいとの思いからだ。
3人のうち李玉善(イ・オクソン)さんは日本出発に先立ち、「時間はほとんど残されていない。マスコミと政治家に期待している」と切迫感をあらわにした。
金浦空港から日本に向かう李玉善さん(左)=22日、ソウル(聯合ニュース)
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