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2013/07/04の記事です

大通公園とうきびワゴン

 大通公園における、トウキビ(トウモロコシ)の歴史は明治時代後半までさかのぼる。誰かが勝手に屋台を開き、トウキビやジャガイモといった農作物を焼いたり、ゆでたりして売り始めたとされる。屋台は徐々に増えていった。石川啄木は詠んでいる。

 しんとして幅廣き街の 秋の夜の 玉蜀黍の焼くるにほひよ

 やがて、増えすぎた屋台は公園や道路を占拠するようになった。交通の確保と衛生面の問題を理由に、札幌市は昭和40年に屋台を排除。しかし、市民の「街の風物詩をなくしてはならない」という声が行政を動かした。札幌観光協会が屋台の設置運営を札幌市に依頼された。昭和42年「とうきびワゴン」が誕生した。


住所 札幌市中央区大通公園1丁目~9丁目
※常時設置のとうきびワゴンは、大通西1・3・4丁目間。2・5~9丁目は臨時、イベント時等出店


アクセス
 地下鉄南北線・東西線・東豊線各「大通駅」、東西線「西11丁目駅」

期間 2013年4月26日(金)~10月14日(月・祝)
4・5・6・9・10月 9:30~17:30
7・8月 9:30~19:00
※イベント開催時は時間延長する場合あり


2013年の情報


販売内容

トウキビ(やき・ゆで) 1本300円
黒もちきび (ゆで) 1本300円
じゃがいも(2個) 1皿250円
とうきび(1/2)・じゃがいも(1個)セット 1皿300円
真空パック(レトルト)とうきび 1本300円
アイスキャンデー 150円
かき氷(いちご味) 200円
カップミルク 210円
スイーツアイスパフェ(4種) 1個350円
菓子(恋の町さっぽろ800円、きた灯り630円)
きびっちグッズ(メモ帳210円、ポストカード150円、クリアファイル210円、マグネット210円ほか)


札幌のトウキビ


(2013年7月・更新)


観光施設案内
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大通公園


関連リンク
札幌観光協会

画像:大通公園とうきびワゴン
とうきびワゴンとテレビ塔画像:大通公園とうきびワゴン
大通公園「とうきびワゴン」
画像:トウキビ
トウキビ
 
画像:きびっちのグッズ
きびっちのグッズ。メモ帳とポストカードには、大通の生とうきびの皮を原料にした、環境にやさしい「とうきびペーパー」が使われています。表面には皮の繊維がうっすらと見えて、やさしい風合いの紙です。
工房アルティスタ
 

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