書評 「人生逆戻りツアー」 9 [ブログ]
おもしろくて、一気に読了……
今でもなんとなーく、その意味はわかる気がするのですが、きっと、自分の想像以上にいろんなことが関連しあっていると思うんですよね。
どんな推理小説よりも、自分の人生のほうが謎が深いもんなー('▽'*) ニパッ♪
http://blog.livedoor.jp/noburinasalang68/archives/4242963.html より
著者は、天使たち3人を「判別しやすいように、天使A・B・Cとしておこう」と書いています(8ページ)。主人公の「私」にそう言わせているのですが、3人の描写が私はどうにも理解できません。
天使Bについて次のように描写しています(10ページ)。
天使Bは快活な青年を思わせる雰囲気であった。まじめな性格らしかった。
この描写では何をもって「まじめな性格」というのか、さっぱりわかりません。なぜそうなのかという、肝心な点の描写がありません。その描写でその情景を思う存分にイメージすることはできません。
主人公の「私」は、天使3名と「あの世」と「この世」を行き来します。しかし、どういう訳か、133ページではいつの間にか3名だった天使が4名になっています。「私」を入れれば「4名」となるのですが、「巨大な天使4名の後ろを」「私」が走ってついて行ったとあります(著者はそう書いています)。
訳が分からない記述は他にもあります。「一気に読み終えた」「感動した」と言う人は、そういうところを読み飛ばしているのではないのか、そうでないとしたら「わかったつもり」になって読んでいるのではないのかと、私は思えてなりません。
どうにも私は理解できません。
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