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【プロ野球】原巨人 足踏み 阿部、帯状疱疹で急きょ欠場2013年9月22日 紙面から
◇広島7−4巨人広島は4回にキラの適時打と広瀬の3ランで4点を先行。6回に菊池、梵のソロなどで3点を加えた。前田健は6イニング1安打無失点の好投でリーグ単独トップの15勝目。巨人は杉内が7失点と振るわず、終盤の追い上げも届かなかった。 ◇ セ・リーグは21日、首位・巨人が4−7で広島に敗れ、2位・阪神がヤクルトに延長12回の末に7−7で引き分けたため、優勝へのマジックナンバーを「1」としている巨人の優勝決定は22日以降に持ち越した。22日は巨人が広島に勝つか引き分ければ2年連続での優勝が決まる。デーゲームで阪神がヤクルトに負けるか引き分けた場合でも決まる。 敗戦の瞬間、大きなため息が東京ドームにもれた。巨人が優勝マジック1で迎えた一戦。阪神が引き分けたため、V決定は引き分け以上が必要だった。しかし、広島の勢いの前に敗戦。長嶋茂雄終身名誉監督に加え、中井や小笠原ら仲間たちが戦況を見守る中、本拠地で足踏みだ。 「長丁場の中でマジック1という数字を迎えている。ドタバタ、ジタバタするところではない」と原監督。一気に連覇を決められなかったことへの落胆はない。しかし、心中は穏やかではないだろう。阿部にまさかのアクシデント。異例の交代劇に見舞われたからだ。 スタメン発表で「3番・捕手」での出場が場内にアナウンスされていた阿部。しかし、試合直前に背中などの違和感を訴えたため、先発メンバーから急きょ、外れた。井野が出場し、阿部は病院へ。「右脇腹から背中にかけての帯状疱疹(ほうしん)」と診断された。 「朝の時点では何もなかったが、試合直前に急に痛くなった…」。こう語る阿部を欠いた上、相手は前田健。迫力不足の打線では攻略は難しい。7イニング2安打無失点に抑えられた15日の雪辱どころか、6イニング1安打無失点の返り討ち。今季3敗目を喫し、苦手意識を一掃することはできなかった。 22日の阿部の出場は微妙だが、指揮官は「同じ状況で朝を迎えられるから、しっかり戦いたい」と気持ちを切り替えた。先発の菅野にも「けれん味のない投球をしてほしい」と期待をかける。阪神が敗れるか引き分ければ連覇は決定。たとえ勝っても、巨人が勝つか引き分ければ、歓喜の瞬間は訪れる。今度こそ決める。原監督連覇の舞いは間もなくだ。 (川越亮太) PR情報
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