中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > モータースポーツ > ニュース一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【モータースポーツ】

【その他4輪-国際】武藤/中山組、貫録のクラス最速! AsLMS第2戦予選

2013年9月22日 8時54分

SGTクラストップのホンダCR−Z(カメラ=多賀まりお)

写真

 【富士スピードウェイ(静岡県)田村尚之】アジアン・ルマン・シリーズ(AsLMS)第2戦は21日、当地で予選を行い、スーパーGT(SGT)クラスに参戦する無限の武藤英紀/中山友貴組(CR−Z)が総合3番手、クラス最速タイムを記録した。ポールポジションはLMP2クラスのOAKのコン・フー・チェン/デビッド・チャン/ジェフリー・リー組(モーガン・ジャッド)が獲得した。

     ◇     ◇     ◇

 無限が超激戦のGTで最速タイムを記録した。SGTの10台を加え、GT車両のエントリーは全18台。クラスにより実力差はあるようだがスーパーGT(SGT)のGT300クラス、ランク首位の本領を発揮だ。

 AsLMS参戦の狙いはボーナスポイント。現時点でランク2位に14ポイントの大差をつける独走状態だが、「追われる方は最後まで気を引き締めないと」と武藤。クラス優勝の8ポイントを加算し、盤石の態勢を築く覚悟だ。

 が、予選でのGT最速も簡単ではなく「今回はハンディがないので100kg減った分、速くなると思ったら性能調整で車高を8mm上げられてブレーキングが不安定に」と苦笑い。SGT本戦のウエート搭載時には分からなかった思わぬ敵に遭遇したが、中山がいいセットアップを見つけ、快走につなげたという。

 その中山は「決勝は3時間。(第2戦の)500kmの2ストップになるはずなので、不安はない。最後までしっかり走り切りたい」と見据える。狙うは今季初勝利(2位3回)。初の年間王者へ足固めするつもりだ。

     

 [アジアンルマン第2戦予選]

 順 クラス  ドライバー    (チーム/マシン) タイム

 1 2(1) C・チェン    (OAK/モーガン・ジャッド) 1分34秒253

 2 2(2) R・ブラッドレー (KCMG/モーガン・ニッサン) 1分34秒311

 3 S(1) 武藤 英紀    (無限/CR−Z) 1分38秒241

 4 S(2) 高木 真一    (ARTA/CR−Z) 1分38秒363

 5 S(3) 佐々木 孝太   (R&D/BRZ) 1分38秒528

 6 S(4) 平中 克幸    (ゲイナー/メルセデス) 1分38秒880

 7 S(5) 山野 直也    (マッハ/GT−R) 1分38秒936

 8 S(6) 加藤 寛規    (ドリーム28/マクラーレン) 1分39秒059

 9 S(7) 黒澤 治樹    (LEON/メルセデス) 1分39秒310

10 S(8) 土屋 武士    (オキナワIMP/メルセデス) 1分39秒471

11 C(1) R・ライアン   (クラフト/アストンマーチン) 1分39秒520

17 E(1) 飯田 章     (タイサン/フェラーリ458) 1分41秒399

※クラス:2=LMP2、S=SGT、C=GTC、E=GTE。カッコ内はクラス順位。ドライバーはタイムを出した選手のみ記載。出走20台

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ