相棒 7-12「逃亡者」

2009年01月22日(Thu) 22:15

面白かったけど思ってたよりは小粒気味だったのかなー。
せっかく小野田が出てきてしかも裏の交渉とかが絡んでくるなら
もっと極悪腹黒路線で来るのかと思っていたのだが(笑)

まあそれにしても伊丹は(話の主軸にいるわけではないのだが)
細々といい感じに主張しててたまらなかった。
やっぱ伊丹好きなんだな自分。

しかしうちのテレビが悪いのか、今回はやけに画面が暗かった……
実は伊丹と左の体格が似通ってたせいか一瞬見分けがつかなかったのよ!
何という不覚!!(笑) でもどっちもやったら細長いのが悪い!!

■合掌。
歩道橋からの転落した女性の死体にまずは手を合わせる伊丹(と芹沢)。
お約束だがやっぱり最初は合掌から入る捜一の方々が好きだ。

■呪い。
(119番したのは被害者じゃないのに)携帯を握っていることを不審がる芹沢。
芹沢「何で携帯握ってるんだろう?」
伊丹「電話を掛けようとして足でも滑らしたんだろう」

そこに何やら不穏な感じの乱入者が。
もう明らかにバカにした感じで出てきたので凄いヤな感じ(笑)
「決め付けないで下さい。
  9時半頃、近所の住民が男女の言い争ってる声を聞いています。
  つまり、殺しのセンもあるってことです。
  ……それでよく刑事が務まりますね」

うおおお嫌な奴!!(笑)
ながーい間沈黙してそれから飛び掛かろうとする伊丹を
ナイスタイミングで止める三浦さん、流石はコンビである。

芹沢も左のいけすかない感じにちょっとカチンときたらしい。
芹沢「帳場が立ってる間の辛抱っスよ」
三浦「いや、来月から俺たちの同僚だよ」 ←!!
芹沢「えぇ!? 捜査一課に来るんですか?」
三浦「らしい。田町署の連中が言ってた」
伊丹「……うちの係に来るな、うちの係に来るな、絶対来るな……!!」

伊丹、またもや呪い発動(前回はバベル「事件起きろ、事件起きろ……」)
今回は何とも怪しい手ぶりつき(爆笑)
伊丹は呪いキャラ路線ですか。
因みに成就率は今話終了の時点で100%なところが凄い。

■ぶち切れ伊丹。
被害者の恋人から話を聞く三浦・伊丹・左。
伊丹「どうして、殺されたと思うんです?」
志茂川「いや、刑事さんたちの様子がそうなんじゃないかと……」
「だとしたら、冷静ですね」
志茂川「は?」
「彼女が殺されたのに」
志茂川「やっぱり殺されたんですか。誰に」

この辺から雲行きが怪しくなってくる感じ。
しかも左は志茂川のアリバイを訊くなど早くも犯人扱い。
普段なら割と某伊丹あたりがやってそうな展開であるが。

ここで見かねた伊丹、左を引っ掴んで部屋の外へ。
突然おっ始まった伊丹激昂祭り(笑)
伊丹「被害関係者を簡単に犯人扱いすんな!!」
「被害者は男と揉めて殺されたんですよ!」
伊丹「可能性の段階だ!」
「だったら彼が真っ先に浮かぶ被疑者でしょ!」
伊丹「その被疑者に捜査情報をぺらぺら話すな!!」
「ある程度話さなきゃ訊き出せませんよ!!」
伊丹「訊き出すのはもっとウラを取ってからだこの馬鹿!!」

しかしまあタッパある野郎ふたりがマジで怒鳴りあってると
すんげえ迫力だなこれ。
ていうか伊丹もデカいのだが左はもっとデカい。
こんな恐ろしいふたりを止める羽目になった芹沢がかわいそすぎる(笑)

芹沢「何やってんスかもう! 中に聞こえちゃいますよ!」
伊丹「ふん……そいつをどっかへ連れてけ。邪魔だ!!」
芹沢「え……僕はだってこれから本部の鑑識に……」
伊丹「だったらそいつも連れてけぇ!!!」 ←異常ぶち切れ
芹沢「……ハイ」

いくら伊丹が怖いとはいえ素直な芹沢……(笑)
まあとにかくぶち切れてる伊丹はかっこいい。

今回の伊丹は被害者家族に非常にやさしい。
(自分が悪いわけではないのに)謝罪も真摯であった。

■右京さんすげー
通報音声から聞こえた言語がラテン系言語であるとすぐ看破。
しかも音からスペルを推測し辞書引いて意味までわかっちゃう。
右京さんどんだけ超人なんだ(笑)
まあ恐らく英語はぺらぺらなのだろうが
まさか多言語も(ぺらぺらではないとはいえ)これだけ理解できるとは。

しかしまあ素直に右京さんのアドバイスを拾ってる芹沢がかわいい。
先輩がいないと極めて常識人だよね、芹沢。
(この直後のシーンでは三浦と一緒に行動している状態で
 右京さんと遭遇しているが実に素直じゃない芹沢……)

■犯罪人引渡条約
日本で犯罪を犯した外国人が帰国しちゃった場合、
犯罪人引渡条約を結んでいる国家じゃないと犯人を引き渡してもらえない。らしい。
しかもその条約を日本は米国と韓国としか結んでいない!!

知らなくて驚いた。
こういう微妙な問題を周知させる脚本ってやっぱすげえ。

■何気に。
エリがマルコをルベルタに逃がしたのではと取り調べる捜一(-伊丹)
芹沢も案外ねちっこい取調べするね。普段は目立たないが。

三浦「人を殺して、逃げてもいい理由があるのかな?」

やっぱり三浦さんが一番取調べうまいと思うよ(笑)

■やりきれない。
マルコが逃げてしまった以上、逮捕することは事実上不可能。
「志茂川さんが怒るのも当然です。
  恋人を殺されたうえ、僕に犯人扱いされて。
  挙句真犯人には逃げられ、日本じゃ逮捕もできないなんて」

伊丹「おい。それはお前のせいじゃねえだろ」
「これでいいはずないですよ!」
伊丹「(振り向いて)……」

伊丹も多分めっちゃ怒っている、はずなのだが
敢えて呑み込んでるのがわかるので余計やりきれない。
普段の捜一のポジションだとどうしてもアホと思われるところもあるが
(まあそういうところも含めて伊丹が好きなわけだが)
やっぱり刑事としての軸は一本持ってるよねと思う。
自称長いものには巻かれろ体質でこういうどうしようもない状況に
上手く折り合いつける方法をしっかり身につけてるんでしょうな。
伊達に捜一やってるわけじゃないというか。

■チープ密会きたー!!
久々の小野田と右京の『密会』。今回は定番・回転寿司だが……
回転寿司のお茶サーバーの使い方がわかっておらず火傷する小野田。
小野田「これ、改良の余地があるね」
右京「(平然と正しい使い方して)このように」
小野田「知ってるんなら教えてくれればいいじゃない」
右京「当然ご存知かと思いました」

あはははは!! 小野田アホすぎる!!(笑)
マジなのかこれは!!!
右京さんの冷静っぷりがたまらない。

しかも二段オチだった。
小野田はお湯しか湯飲みに入れていない(茶の粉を入れていない)
右京さん、無言でお茶粉を小野田の湯飲みに入れる。
小野田「知ってるんなら教えてくれればいいじゃない」
右京「当然ご存知かと思ってました」

淡々すぎて超シュール(笑死)
このふたり画面にいるだけでもうおかしい。たまらん。

■頭下げます。
マルコ・イノウエがルベルタで殺されたとの一報。
小野田は内村と中園を呼び出す。
小野田「どうして、教えてくれなかったの?
    志茂川真がルベルタに行ったこと」

内村「すいません」
小野田「志茂川真の身柄の保護を、現地警察にお願いしました」
内村「え?」
小野田「だって、日本の警察は向こうでは動けないもんね」
 内村・中園、頭を下げる。
小野田「あちらに頭を下げて、見つけてもらうしかないよね」
 内村・中園、もっと頭を下げる。
小野田「その後はもっと頭を下げて、身柄を渡してもらうしかないよね」
 内村・中園、もっともっと頭を下げる。

……小野田ってやっぱり怖いよねー、と思う次第(笑)
それにしても内村・中園コンビ、今回はすっかり悪役だが
このシーンのおかげで和んじゃったじゃないか!!

■さらに腹黒ー
小野田「その頭は下げずに済みそうです」
何と志茂川、現地警察に捕まる前に飛行機に乗ってしまったとのこと。
小野田「これであちらとイーヴンになりました」
しれっとこんなこと言えちゃうあんたがすげえよ。

右京「ある意味、最悪の事態です」
小野田「え? 不幸中の幸いじゃないの?」
右京「……」
このひとことに双方のスタンスの違いがはっきり見えるよな。
右京さんはあくまでも被害者の目線からだから。
一番救われない人のことを忘れてない感じ。

■右京さん怖いいいい
右京「捜査共助をしている以上、ルベルタから
   和訳された捜査資料が届くはずですね。
   ……何とかなりませんかねえ(米沢を見る)」

米沢「何とかですか?」
右京「ええ。なんとか」
米沢「まあ。何とかしてみます」
右京「どうもありがとう」

これじゃ100%断れないじゃん鑑識!!(笑)
右京さんの真顔でとぼけた物言いのお願いほど恐ろしいものはない。

そして暇か? にすら「俺は何も見なかったってことで……アディオス!」
言わせてしまう右京さん。
小野田とは違う意味で最強には違いない。怖い(笑)

■鬼だ(笑)
せっかく机くっつけてその上に布団引いて仮眠しようとしていたところ、
すかさずそこに三浦が入り込んで「おやすみ」。
まさかの仮眠所強奪される伊丹!!(笑)

三浦さん、何気に伊丹に意地悪だな……(笑)
因みに芹沢は全然違うところで堂々と寝てた。大物。
まあ伊丹に怒鳴られて飛び起きちゃうあたりはまだまだか。

■小野田の方が偉い、と思うのだが。
左がマルコ殺害の容疑者として浮上。
この事実はルベルタ側にはバレていないため、
とにかく左を早く帰国させ、身柄を押さえた上で
マルコ殺害を否認させるよう命令した小野田。
右京さんはそれが納得いかない模様。

けど当然小野田も意図無く指示出してるわけじゃないんだよな。
右京「そうやって、闇に葬るおつもりですか?」
小野田「先に葬ろうとしたのは、向こうじゃないかしら」
右京「はい?」
小野田「マルコ・イノウエをいつまでも逮捕しないことで」
これは小野田に一理あるなと。
小野田なりのケンカの買い方、始末の仕方だと思う。

右京さんは今回あくまで被害者の気持ちを慮って行動しているが
何気に思いっきり多方面引っ掻き回しまくってると思う(笑)
「志茂川が出国した」「左刑事がいない」とか。

■大馬鹿野郎
帰国した左を迎えたトリオ。無駄に迫力あるなー
特に芹沢が静かに怒ってると何気に怖い。
芹沢「休暇中でも、勝手な渡航は職務規定違反だよ」
三浦「会ったな? 向こうでマルコ・イノウエに」
「はい」
伊丹「馬鹿野郎……」
「間違ったことをしたとは、思っていません」
伊丹「なら、もっと馬鹿野郎だ……!」

この時点でまだ左がマルコを殺したと思っているせいか
押し殺したトーンで迫るトリオが異様に怖かった。

でもみんなコートが短めなので何だか見た目がかわいかった。(そこか)

■やっと泣けた
全部が片付いて、やっと泣けた志茂川。
志茂川「わかってます。僕のしたことは、間違ってます」
わかっててもやらずにいられなかった心情を思うとね……
彼女なんて全くの巻き添えで死んじゃったわけだし。
そら許せんわと思う。

右京「卑怯な人間のために、あなたが不幸になることを
   綾香さんは望んでいないと思いますよ」

そりゃ反則だよー泣いちゃうよ志茂川さんも(笑)

■誤解解けました。
左はマルコに日本に戻るよう説得しに行っただけだった。
ある意味行動力ありまくりだが短慮にすぎる(笑)
おかげで捜一への異動の話は無くなってしまった模様。
伊丹、図らずも呪いが成就したぞ!!(笑)

「伊丹刑事……」
伊丹「監察官の取調べ、受けたんだろ? 処分は?」
「減俸と、謹慎です」
伊丹「捜査一課に来るって話は?」
「勿論、無くなりました」
伊丹「いつか……いつか、本部に上がって来い」
「……」
伊丹「お前みたいな馬鹿、嫌いじゃないぞ」
「……(深く一礼)」

……伊丹がすんげえいい奴だ!!
嫌いじゃないぞ、とか言われるなんて何と羨ましい奴だ!!(笑)
ここで伊丹が「馬鹿」って言うときのニュアンスが
亀に「馬鹿」って言うのと同じ感じだった気がする。
何気に伊丹と左、将来的にコンビになるとか……いやいやいや、そりゃないか。


犯人がこんだけ二転三転するのが久しぶりだよね!!
疑わしい人が最低3人いるとやっぱ面白い気がする。

しかし今回は誰が『相棒』だったんだろう(笑)
仕事内容的には鑑識、なのだろうが。
伊丹は違うだろうし、左も違うだろう。
小野田も別に右京の相棒として動いていたわけでもないしなあ。
まあ誰でもいいや(笑)

ていうか寧ろ右京さんと左で右左そろえるのかとか思ったら
全然そういう風でもなかったしな。

今回も亀不在をうまく使った話、になるんだろうか。
といいつつも結局は亀的な要素を持ったキャラを利用したことになるわけだが。
ただ亀が左と同じようなことをやらかしたら
間違いなくもっと大事になっていたであろう(笑)

1回さらっと観ただけだとあまり噛み締められなかったが
2回目観たらやっぱり色々と深い仕掛けがしてあった気がする。
「教えてくれればいいじゃない」と「どうして教えてくれなかったの」とか。
あとは全く知らなかった犯罪人引渡条約とか。
ネタの引き出しの多い人ってホント知識量が半端ないと思う。尊敬する。


<次回>
トンデモ回の予感がするが何気に次回も櫻井脚本(笑)
イカ並みにぶっ飛んだ展開になるのだろうか……

しかしトリックの香りがほんのりと……



鑑識映画予告。
酒飲みながら王様ゲームに興じるトリオと鑑識。
お前ら仲悪いんじゃなかったのかよ!!
(無理矢理マージャンに連行される仲ではあるが)

それにしても酷いのが内訳。
芹沢=警視総監、伊丹=巡査部長、三浦=警察犬
犬は無いだろ犬は!!(爆笑)
よく見ると芹沢はチョビ髭、三浦は頭にネクタイと
完璧に出来上がってるのがまたひどい。

そして鑑識が引いたのは……『主役』!!
ホント遊び心に溢れてて大好きだよ予告編。


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