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虎5点差追いつき巨人V阻止 同点打の西岡「最後の執念」

セ・リーグ  阪神7−7ヤクルト (9月21日  甲子園)

<神・ヤ>8回裏2死一塁、西岡は同点となる適時二塁打を放ち、ベース上でガッツポーズ
<神・ヤ>8回裏2死一塁、西岡は同点となる適時二塁打を放ち、ベース上でガッツポーズ
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 笑顔はない。だが、意地は見せた。8回2死一塁から阪神の西岡が山本哲の甘く入った直球を叩き、右中間へ同点の適時二塁打。ついに最大5点差を追いつき、4万4000人を超える甲子園のスタンドを沸かせた。

 「負ければ(巨人が)優勝というのは知っていた。最後の執念、ではないけどあがいた感じ」

 西岡は淡々と振り返った。4回には自らの失策が一挙5失点のきっかけとなった。それを帳消しにし、負ければ自動的に決まる巨人の優勝も阻止した一打。ライバルの歓喜をアシストしたくない。チーム全体が同じ気持ちだった。

 延長12回には8番手の松田が1死満塁のピンチを招いたが、田中浩を三ゴロ。続く川崎には3球連続ボールでヒヤリとさせたが、三ゴロに打ち取った。今季チーム最長の5時間28分を戦い、執念で引き分けた。

 和田監督は言った。「負けて(優勝を)決めさせたくないという気持ちが選手にあった。ここからはそういう気持ちを大事にしたいね」。CSまで見据えれば価値あるドロー。収穫はあった。 試合結果

[ 2013年9月22日 06:00 ]

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