2013.9.22 05:02

阪神・藤浪、プロワーストとなる6失点

4回、ストライクが決まらず下を向く阪神・藤浪=甲子園球場(撮影・彦野公太朗)

4回、ストライクが決まらず下を向く阪神・藤浪=甲子園球場(撮影・彦野公太朗)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神7-7ヤクルト=延長十二回規定により引き分け、21回戦、阪神14勝6敗1分、21日、甲子園)先発したD1位・藤浪は4回を6安打4四球6失点(自責4)。制球が定まらず、プロ入り後ワーストとなる6失点を喫し、マウンドを降りた。

 「(調子は)序盤はそんなに悪くなかった。点を取られた回は狂ってしまった」

 2点の援護をもらった直後の二回だ。一死から森岡の放った中堅への打球を、中堅手・伊藤隼が後逸(記録は三塁打)。続く山田の遊ゴロの間に1点を奪われた。四回にも先頭のユウイチの二ゴロを西岡がポロリ。そこから連打とプロ初の押し出しの四球などで一挙5失点。

 藤浪は「ミスは誰でもするので。カバーしないといけない。野手の方は誰も悪くない」と言い訳にはしなかった。さらに「(修正点は)ある程度わかっていたけど、修正できなかった」。8月31日の広島戦(甲子園)で10勝目を挙げてから3試合、勝ち星のない黄金ルーキーが、次回登板で汚名返上だ。

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(紙面から)