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国際
フェイスブック「いいね!」捏造工場を発見 24時間体制でクリック
ネット上で人気の目安となっているフェイスブック(FB)の「いいね!」やツイッターの「フォロワー」などの数を水増しするため、労働者が一日中パソコンの前に座ってクリックを続ける“捏(ねつ)造(ぞう)工場”が、バングラデシュにあった。(SANKEI EXPRESS)
英民放の調査報道番組が7日までに伝えたもので、英紙ガーディアンなど他のメディアも大きく報じている。日本でもネット上で、水増し請負が売りに出されるなど問題になっている。事業者側はこうした行為を厳しく禁じているが、疑惑の目が向けられるのは必至。その数を競う風潮にも一石を投じそうだ。
1人で1000アカウント
窓に格子がはめられた狭く薄汚い部屋。大勢の若者がパソコンの前に座っている。1日3交代制で24時間、依頼のあった顧客のため、いいね!やフォロワーのほか、「ユーチューブ」の投稿動画の再生回数を増やす作業を行っている。
英民放「チャンネル4」が5日に放送した調査報道番組「ディスパッチス(特報)」は、バングラデシュの首都ダッカにある捏造工場の様子を詳細に伝えた。ダミーのFBのページを立ち上げ、水増し請負業者に接触する“おとり取材”を行い、工場を突き止めたという。
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