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国際
フェイスブック「いいね!」捏造工場を発見 24時間体制でクリック
工場を取り仕切る男は取材に、自らを「FBの王」と自慢し、仕事内容を吹聴してみせた。働く若者の一人はFBやツイッターにアクセスするための「アカウント」を1000種類以上も取得しているといい、これを使い分けて水増しを行う。数時間もすると、「いいね!」が1000人分増えた。これで顧客が払う料金は15ドル(約1450円)。
労働者には年間120ドル(約1万2000円)が支払われる。貧困にあえぐバングラデシュでは、低賃金でも、こうした仕事に喜んで従事する若者は多いという。「バングラデシュは今、新たな産業を得た」(ネットメディア)というわけだ。
消費者の3割がチェック
番組では、男性グループ歌手の売り出しで水増しを利用した事例も紹介。街のあちこちにポスターを張り出し、午前10時にはオーディションを実施。午後1時に4人が選ばれ、30分後、グループ名が決まり、午後2時半にデビュー曲が完成。午後3時から録音、プロモーションビデオの撮影が行われた。すぐにユーチューブに投稿し、水増し業者に連絡を入れると、再生回数はたちまち9万8000回に達した。再生回数の多さが話題になれば、スターが誕生…。
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