国際フェイスブック「いいね!」捏造工場を発見 24時間体制でクリック+(2/3ページ)(2013.8.8 09:48

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

フェイスブック「いいね!」捏造工場を発見 24時間体制でクリック

2013.8.8 09:48 (2/3ページ)Twitter・SNS
米カリフォルニア州のフェイスブック本社に描かれた看板と、その前に立つ従業員の影。チャックの向こう側の工場では「いいね!」マークが生産されているように見える(AP)

米カリフォルニア州のフェイスブック本社に描かれた看板と、その前に立つ従業員の影。チャックの向こう側の工場では「いいね!」マークが生産されているように見える(AP)

 工場を取り仕切る男は取材に、自らを「FBの王」と自慢し、仕事内容を吹聴してみせた。働く若者の一人はFBやツイッターにアクセスするための「アカウント」を1000種類以上も取得しているといい、これを使い分けて水増しを行う。数時間もすると、「いいね!」が1000人分増えた。これで顧客が払う料金は15ドル(約1450円)。

 労働者には年間120ドル(約1万2000円)が支払われる。貧困にあえぐバングラデシュでは、低賃金でも、こうした仕事に喜んで従事する若者は多いという。「バングラデシュは今、新たな産業を得た」(ネットメディア)というわけだ。

消費者の3割がチェック

 番組では、男性グループ歌手の売り出しで水増しを利用した事例も紹介。街のあちこちにポスターを張り出し、午前10時にはオーディションを実施。午後1時に4人が選ばれ、30分後、グループ名が決まり、午後2時半にデビュー曲が完成。午後3時から録音、プロモーションビデオの撮影が行われた。すぐにユーチューブに投稿し、水増し業者に連絡を入れると、再生回数はたちまち9万8000回に達した。再生回数の多さが話題になれば、スターが誕生…。

日本でも横行「やらせ投稿」

関連トピックス

関連ニュース

関連情報

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital