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正恩氏夫人に醜聞か 所属した楽団が解散、公開処刑も

写真:朝鮮戦争停戦60周年慶祝閲兵式参加者のためのモランボン楽団の祝賀公演鑑賞に李雪主夫人と共に訪れた金正恩第1書記(右)。朝鮮中央通信が報じた=朝鮮通信拡大朝鮮戦争停戦60周年慶祝閲兵式参加者のためのモランボン楽団の祝賀公演鑑賞に李雪主夫人と共に訪れた金正恩第1書記(右)。朝鮮中央通信が報じた=朝鮮通信

 【機動特派員・牧野愛博】北朝鮮で8月、金正恩(キムジョンウン)第1書記の夫人、李雪主(リソルチュ)氏の不祥事が持ち上がり、事実を隠蔽(いんぺい)するために関係者の公開処刑が行われた。李氏がかつて在籍した銀河水(ウナス)管弦楽団は解散したという。日韓両政府も事実関係を確認した模様だ。

 最近脱北した北朝鮮高官が明らかにした。不祥事の発端は、銀河水管弦楽団と旺載山(ワンジェサン)芸術団の団員9人が、自らが出演するポルノを制作した事件。警察にあたる人民保安部が9人の会話を盗聴し、「李雪主も昔は、自分たちと同じように遊んでいた」という会話を傍受したという。

 正恩氏は李氏に関係する醜聞が外部に漏れることを懸念。8月17日に9人を逮捕した後、裁判にかけずに3日後の20日、平壌市の外れにある姜健軍官学校の練兵場で、軍や党の高位幹部や楽団関係者が立ち会うなか、9人を銃殺した。

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