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◆阪神7―7ヤクルト=延長12回規定により引き分け=(21日・甲子園) 忘れかけていた闘争心が土俵際でよみがえった。最大5点のビハインドを追いつき、今季チーム最長の5時間28分の熱戦を延長12回ドローに持ち込んだ。「甲子園の声援もあるし、巨人がマジック1になって、選手には優勝を決めさせたくない気持ちがあったと思う」。ベンチ入り全25選手を使い果たした和田監督の言葉にも力がこもった。
7カード連続負け越し中のナインが意地を見せた。5点を追う5回、鳥谷のタイムリー、新井貴の右犠飛で2点を返すと、6回には坂の2点適時打で1点差に詰め寄った。さらに8回2死一塁。西岡が山本哲の148キロの直球をバットの芯で捉えた。右中間を破る同点二塁打に、聖地は熱狂の渦に包まれた。
「負けたら巨人が優勝するのはみんな知っていた。最後の執念ではないけど、あがいた感じですね。僕(のミス)から始まったので、バットで取り返したかった」。4回、自らの失策から大量5失点を招いたリードオフマンは必死の思いを明かした。投手陣も延長12回1死満塁を松田が抑えるなど、絶体絶命のピンチを一丸ムードで切り抜けた。
V逸は決定的だが、まだポストシーズンに向け、下を向くひまはない。「気持ちが出つつあるし、そういうものを大事にしてこれからもやっていきたい」と和田監督は巻き返しを予告した。9月に入って4勝11敗2分けで、3位・広島もひたひたと迫っている。屈辱にまみれた虎がもう一度、牙をむく。
(2013年9月22日06時02分 スポーツ報知)
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