次男が窃盗未遂容疑で逮捕されたタレントのみのもんた(69)が21日、騒動後初の生放送番組となる文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜・後1時)に出演した。
2時間の番組のうち、冒頭の約25分を騒動の話題に費やした。17日に同局の三木明博社長が会見で「本人の口から直接、謝罪の言葉を述べることを前提に出演継続を依頼した」と話していたが、謝罪の言葉はなし。週刊誌の報道には「いじめ、誹謗(ひぼう)中傷がひどいですね。取材もせずに書いてる」と反論した。
11日の次男逮捕を受け、13日に鎌倉市内の自宅前で会見を開き、報道番組の出演自粛を表明した。その模様を報じた各テレビ局についても「いろんな方がいろんなことをおっしゃってる。でも自分の立場になったら、どうなのかな。親交のある俳優・渡哲也(71)からは「困ったことがあったら、電話をしてくれ」と激励の電話を受けたという。
視聴率好調のTBS系ドラマ「半沢直樹」(日曜・後9時)を引き合いに「最終回は『倍返しどころか100倍返し』だって。いいね。今の私の心境とぴたっと一致するんですよ。でもね、友情を忘れちゃいけないと思うね」と心情を告白した。
この日、東京・浜松町の同局に集まった報道陣は8人。番組では「マスコミがたくさん集まっていたから、ヘリコプターで来て、パラシュートで降りた」と冗談を交え話したが、同局への出入りは乗用車の後部座席の足元にうずくまり、タオルで顔を隠していた。
[2013/9/22-06:00 スポーツ報知]