医療法人「徳洲会」グループの公選法違反事件で東京地検特捜部は21日、昨年12月の衆院選で自民党の徳田毅衆院議員(42)=鹿児島2区=の選挙運動に派遣された系列病院職員の一斉聴取に乗り出した。
内部資料によると、全国の約40の病院が、200人以上の職員を派遣していた。特捜部は警視庁と連携して選挙の実態を解明する方針で、関係者の聴取と押収した資料やパソコンの分析を進めている。徳田議員や父親の徳田虎雄理事長(75)の関与についても調べる。
また特捜部は21日、福岡県春日市の福岡徳洲会病院などを家宅捜索した。
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