ポーランド礼賛日記

どうも各所の掲示板を見ていると、いくつか深刻な誤解があるようなので一応。自分が誤解されるのはかまわないのですが、各方面に影響が及ぶとあれですので、こちらの責任の範囲で訂正を行なっておきます。

Ｑ：作者が設定をもらっていない、というのは本当ですか？

Ａ：いいえ、そのようなことはありません。きちんとサンライズ様から設定および最終話までのプロット、脚本などをいただいて執筆を行なっています。これには未発表の設定も含まれます。また、設定についてはアニメ版のシリーズ構成補佐である兵頭様、ＳＦ考証の白土様のチェックを頂いております。ありがとうございます。

　合わせて、円滑な設定チェック体制の構築にご協力いただいたサンライズ社の担当の皆様、ならびに角川書店スニーカー文庫編集部の皆様、ありがとうございます。

Ｑ：レベルファイブ社を尋ねたことはありますか？

Ａ：いいえ。ゲーム版の制作進行とノベライズは直接影響しておりません。チェック体制は前述の体制で行なわれております。ちなみに、よくお尋ねを受けますが、シリーズ構成の日野様にご挨拶させていただいたのはＡＧＥの打ち上げパーティの折です。大変暖かいお言葉を頂き、恐縮の限りであります。

　ちなみにノベライズ作業はたいていチェックの方とのやりとりで進めるもの*1なので、シリーズ構成の方にお会いしないのは別に妙な流れではないです。為念。

Ｑ：小説の設定はオリジナルなものですか？

Ａ：未発表設定を使用しているものもありますし、執筆段階で（サンライズ様の許可を得て）作り起こしたものもあります。どれがどれに該当するかは守秘義務に抵触するためお答えできません。その上で、いわゆる「公式設定」の最上位は映像であり、映像がすべてに優先します。

Ｑ：あとがきにシリーズ構成の日野さんのお名前がないように見えますが。

Ａ：深刻な誤解を招いたようで誠に申し訳ありません。デビュー以来、直接チェックしていただいた方のお名前のみ謝辞を申し上げる方針でノベライズをやっております。監督の山口様をはじめとしたスタッフの皆様には、あらためて深甚な感謝を表明するものであります。