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シリア 化学兵器情報を追加提出
9月21日 21時7分

シリアで化学兵器が使われた問題でシリア政府は21日、前日に引き続いて保有する化学兵器に関する情報について追加の資料を提出し、オランダ・ハーグにあるOPCW=化学兵器禁止機関が分析を進めています。

シリアで化学兵器が使われた問題でアメリカとロシアは先週、シリアの化学兵器の廃棄に向けた枠組みで合意し、シリア政府に対し保有する化学兵器に関する情報をOPCW=化学兵器禁止機関に21日までに提出するよう求めていました。
これを受けてシリア政府は20日、オランダのハーグにあるOPCWに対して保有する化学兵器について報告書を提出したのに続いて21日も追加の資料を提出しました。
OPCWではシリアから提供された情報が保有する化学兵器の量や種類、それに保管場所といった詳しい内容が含まれているか分析を進めたうえで日本を含めた加盟41か国の大使級による理事会を週明けにも開き、今後の査察に向けて具体的な計画を決める方針です。
ただOPCWによる査察活動は内戦が続くなかで初めてとなるうえ、シリアはサリンやマスタードガスなど化学兵器およそ1000トンを保有しているとされるだけに困難が予想されています。

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