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ブラックベリー 従業員4割削減へ9月21日 6時49分
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経営不振に陥っているカナダの携帯端末メーカー「ブラックベリー」は20日、経営の合理化を図るため従業員全体のおよそ40%に当たる4500人を削減する計画を明らかにしました。
ブラックベリーは20日、ことしに入って投入したスマートフォンが販売不振に陥り在庫が積み上がったことから、ことし6月から8月までの四半期決算で最終赤字が最大で9億9500万ドル(日本円にしておよそ990億円)に膨らむ見通しを明らかにしました。
また、経営の合理化を図るため、従業員全体のおよそ40%に当たる4500人を削減する計画も発表しました。
ブラックベリーはスマートフォンを手がけるメーカーの草分け的な存在で、その製品はビジネスマンを中心に普及し、2009年には世界のスマートフォン市場でのシェアが20%近くにまで拡大しました。
しかし、アップルやサムスン電子などライバルとの激しい競争の結果、最近はシェアが3%以下に落ち込み、業績の低迷が続いていました。
ブラックベリーの取締役会は先月、特別委員会を設置して会社の売却を含めた経営再建策の検討を進めており、今後の対応に注目が集まっています。
この日の発表を受けてブラックベリーの株価は17%の大幅な値下がりになりました。
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