中国が8、9日の両日に沖縄本島と宮古島の間や、東シナ海の日本の防空識別圏に、爆撃機や無人機を飛ばす挑発行動に出ていることへの対応について、日本政府は「(説明は)手の内を明らかにすることになり、控えたい」としている。何やら弱気で煮え切らない印象だが、領空侵犯となると話は別のようだ。航空自衛隊関係者は「撃墜は非常に現実的な話になる」と注目発言。無人戦闘機「翼竜」の撃墜命令が出る可能性が出てきた。
防衛省統合幕僚監部によると、無人機が東シナ海の北西方向から飛来したのは9日午前のこと。尖閣諸島の北方200キロの空域を飛んだ。領空侵犯こそなかったものの、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル(緊急発進)したところ、無人機だと確認された後に、中国大陸方面に飛び去った。
この無人機がミサイル搭載可能な「翼竜」である可能性も指摘されている。菅義偉官房長官は18日の記者会見で「自衛隊法に基づいて必要な措置を実施する」と述べたが、具体的な措置については「手の内を明らかにすることになり(説明は)控えたい」とした。
その“手の内”とは何なのか。政府は国民の安全を第一に考え、万が一の場合は撃墜を視野に入れているという。万が一とは、領空を侵犯されたときのことと考えて間違いないだろう。実際に空自の関係者も「無人機が相手なら、撃墜はかなり現実的な話だ」と話す。
日本の領空近くに空軍機を飛ばしてくるのは、主にロシアと中国。昨年12月、中国機による初めての領空侵犯が尖閣諸島の上空であった。「ロシアは日本の無線内容を傍受しようとして飛んでくる。中国は、日本に対するいやがらせ」(前出の関係者)。
空自パイロットは外国の戦闘機が飛んでくると、スクランブルして無線などで「帰れ!帰れ!」と警告を送る。
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