パソコンを買ってOfficeにお金を使いたくない方へ
この方法は、大前提として、エクセルの「マクロ」は使えません。
※クラック(海賊版)などの違法な方法ではありませんし、MicrosoftのOfficeとほとんど使い方は同じなのでご安心ください。
概要は、通常は何千円かの有料で売られているKingsoft OfficeというMicrosoftのOfficeと互換性のあるソフトの無料版を使うのですが、無料版は日本語版がありません。
日本語版は有料しか売られていません。
無料版のKingsoft Office Suiteというソフトは、英語と中国語しか無いのです。
この無料の英語版を日本語化してしまおうという方法です。
※Excelのマクロが必要な方は有料版かMicrosoftのをご購入ください。
「Kingsoft Office Suite 2013 Free」の日本語化
まずヒントをいただいたのはこちらのサイトです。
上記のサイトでは2012のやり方なんですよ。
2012と2013の違いは、Microsoftの2007/2010 Excel形式の「.xlsx」という新しい拡張子にも対応しているかどうかが大きな違いです。
まず、日本語の通常体験版をダウンロード→インストールしてください。
(2013なら下記どちらでも可)
≫公式サイト
≫当サイトからすぐにダウンロード
そしてインストールが終わったら、
C:\Program Files (x86)\Kingsoft\Kingsoft Office にアクセスして「help」「ksee」「media」
C:\Program Files (x86)\Kingsoft\Kingsoft Office\Office6 にアクセスして「1041」
の4フォルダを別の場所にコピーしておきます。
これで日本語版は用済みなので無料の英語版をインストールします。
無料の英語版をダウンロード
(2013なら下記どちらでも可)
≫公式サイト
≫当サイトからすぐにダウンロード
日本語版を最初にアンインストールしますか?と聞かれるので「はい」を押してアンインストールを実施します。
(Your system has already installed Kingsoft Office 2013 Do you want uninstall it first?)
アンインストール時、
「将来再度使用するときのため、Kingsoft Office 2013 詳細設定を保留します。」
にチェックを入れて「閉じる」を押します。
自動で無料英語版のインストールが始まるのでインストール。
インターフェイスの選択は2013のブラック?が選択されていると思うので、何も変えないでOKを押せばいいと思います。
そしてインストールが終わったら、
C:\Program Files (x86)\Kingsoft\Kingsoft Office にアクセスして「help」「ksee」「media」
C:\Program Files (x86)\Kingsoft\Kingsoft Office\Office6 にアクセスして「1041」
を、先ほどコピーしておいたものを持ってきて「help」「ksee」は上書きします。
また、C:\Program Files (x86)\Kingsoft\Kingsoft Office\office6\1033 の中にある
「etlgy.lng」
「kde.lng」
「kso.lng」
「ksomisc.lng」
を1041フォルダ内に上書きします。
次に、C:\Program Files (x86)\Kingsoft\Kingsoft Office\Office6\res 内にある「common.kuip」を削除します。
そして最後の仕上げです!
「Windowsキー」+「R」を同時押しで「ファイル名を指定して実行」を起動します。
小窓が出てきますので、「regedit」と入力してOKを押します。
コンピュータ\HKEY_CURRENT_USER\Software\Kingsoft\Office\6.0\Common\Local
にある「UILanguage」を開きます。
10進数を選択して「1041」に変更して「OK」を押します。
同じように「HelpLanguage」も10進数を選択して「1041」に変更して「OK」を押します。
これで、 少し条件付きですがMicrosoftで言う、ワード、エクセル、パワーポイントが使えるようになりましたね!