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「体罰は日常的だった」 バレー部元部員が証言

(9/20 09:00)

 浜松日体高(浜松市東区、松田清孝校長)の男子バレーボール部顧問の男性教諭(41)が部員に平手打ちの体罰を加えていた問題で、卒業生の元部員=浜松市在住=が19日、取材に応じ、「体罰は日常的だった。土曜、日曜の練習試合でミスをするたびに絶対に殴られるという状況だった」と語った。
 同校は問題が発覚した当初、教諭からの聞き取り結果として日常的な体罰を否定していた。塩沢敏隆教頭(63)は同日、取材に対して「部員などからも話を聞き、実態把握を進める」と話した。
 元部員によると、平手打ちのほか、竹刀や竹の棒で尻をたたかれることもあった。夏、冬の合宿時やほぼ毎週末の練習試合の際、試合中でもミスをするたびに平手打ちを受けたという。一度に4、5発、1日で30発に及んだ時もあったといい、「鼻や口から血が出てもたたかれ続けた時はつらかった。指導だと感じたことはない」と告白した。
 教諭が応援の保護者や相手チーム関係者など部外者の前でも体罰を繰り返していたことなどを理由に、「学校は、日常的に体罰があったことを知っているはず」と指摘。「生徒よりも自分たちを守るためにうそをついているのではないか」と不信感を募らせた。

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