「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」の設立について
拡散希望の情報が回ってきましたので下記へ転載いたします。
「のりこえねっと」
ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク
設立に関するお知らせと「賛同支援」のお願い −団体概要−
■ 団体名: 「のりこえねっと」
−ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク− ■共同代表(2013年9月19日現在) あいうえお順:
石井ポンペ(原住アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会代表)
上野千鶴子(東京大学名誉教授) 宇都宮健児(元日弁連会長) 河野義行(松本サリン事件被害者) 雁屋哲(漫画原作者・エッセイスト) 北原みのり(ラブピースクラブ代表) 佐高信(評論家) 辛淑玉(人材育成コンサルタント) 鈴木邦男(一水会最高顧問) 田中宏(一橋大学名誉教授) 田中優子(法政大学教授) 高里鈴代(平和市民連絡会共同世話人) 知花昌一(真宗大谷派僧侶) 中沢けい(作家) 前田朗(東京造形大学教授) リリアン・テルミ・ハタノ(近畿大学准教授) 若森資朗(一般社団法人 協同センター・東京) 和田春樹(歴史家・東京大学名誉教授) 以上 ■活動内容: 「日本の公民権運動」共生社会を目指して
・ヘイトデモ対策
日本国内におけるレイシズムの実態把握/情報の共有化及びカウンター活動 現場サポート/国内外の関係団体との連携 ・ヘイトスピーチ対策 情報収集、サイト管理者への警告、告訴/差別禁止法の立法化活動 ・エンパワーメント 全国学習会「グループ学習/e-ラーニング/遠隔学習(スカイプ使用)」 「ホームステイ、交流の場の設定」など マイノリティカウンセラー・リーダーの育成など ・広報宣伝 反レイシズムの番組制作と放送 反レイシズムのポータルサイトとしてのWEBサイト運営 「反レイシズム宣言」(著名人も含む)メッセージのCM制作と拡散 ■事務局体制:
・事務局長1名 副事務局長2名、経理1名、司法担当1名、
番組制作1名、WEB管理1名、学習会1名、司法担当2名 助成金申請などの担当2名、国際連帯などの部門ごとに担当。 ■ボランティア体制 ・司法ボランティア:各弁護士と連携 ■連絡先(9月18日現在): 住所;〒113−0033 東京都文京区本郷3−13−3 三富ビル ペンの事務所気付 TEL ; 03−5804−3210 FAX ; 03−3453−2326 Email; info@norikoenet.org URL ; 9月20日 公開予定 www.norikoenet.org −記者会見− 現在、9月25日(水)12:00から新大久保にて記者会見を行います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ −設立宣言−
沈黙は許されない。
いま、在日韓国・朝鮮人を標的とするヘイトスピーチが、各地で凄まじい勢いで拡大している。
多文化のもとで共生する人びとの平穏な生活を切り裂き、民族差別や人種偏見に満ちた、侮辱的、脅迫的言動が繰り返されている。
ヘイトスピーチは、街頭だけでなく、ネットやさまざまなメディアでも繰り広げられ、差別、偏見、攻撃の言説を執拗に展開している。なかでも日本軍性奴隷被害者(いわゆる「従軍慰安婦」)とされた女性たちに向けられる侮辱と憎悪の表現は、人権の価値を根こそぎ破壊するレベルにさえ達している。
ナチス時代のユダヤ人などへの迫害、かつての南アフリカでのアパルトヘイトやアメリカ南部におけるKKK団のリンチを想起させるような激しい侮辱と憎悪表現に対して、日本社会からの反応は、いまだあまりに鈍い。
在日韓国・朝鮮人は、日本による侵略と植民地支配によって生み出された。その存在の歴史性に対する決定的な無知と、「言論の自由」の尊重という口実のもとで、この社会の多数派は、この卑劣で暴力的なヘイトスピーチを黙認し続けている。
ヘイトスピーチは、当面の標的とする在日韓国・朝鮮人だけではなく、女性を敵視し、ウチナーンチュ、被差別部落の出身者、婚外子、社会が障害となっている人たち(いわゆる「障がい者」)、性的少数者などの、社会的少数者にも攻撃を加えてきた。彼らが攻撃する人々は、日本の戦後体制の中で、人格権や生存権を政策的に奪われたり無視されたりしてきた人々と、みごとに重なっている。この意味において、日本におけるヘイトスピーチは、戦後体制が政策的に作り出してきた差別そのものなのだ。
本質に立ち返って考えたい。
ヘイトスピーチが傷つけるものとは何なのか、ということを。
それは、在日韓国・朝鮮人だけではない。社会的少数派だけでもない。
ヘイトスピーチは、良心を持つあらゆる人々を傷つけるのだ。国籍も、民族も、性別も、出自も関係なく、すべての人間には普遍的な尊厳と人権があると考える人々の信念、そして、なによりも平和に生きようとする人々の精神に対して、言葉と物理的な暴力で憎悪を投げつけ、侮辱し、傷を負わせる。国際社会がこれまで長い苦しみの歴史の中で築いてきた、世界人権宣言にも謳われる普遍的な人権概念を攻撃し、その価値をあざ笑い、踏みにじる。 これが、ヘイトスピーチの本質なのだ。
だから、この暴力に対峙し、決然と対決することは、単なるマイノリティ集団の利益のための行動ではない。また、一国の国内問題を解決するためのものでもない。民族や国境の壁を超えて、人権の普遍的価値を擁護し、防衛する行動でもあるのだ。
それは、この日本社会にあっては、戦後体制によって市民的権利を剥奪されてきた人々の「市民として生きる権利」を希求する行動以外の何ものでもない。
ここであらためて確認し、明記しておく。
人間の涙の歴史を無に帰そうとする挑戦に、私たちは、決して屈しない。
ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク 「のりこえねっと」 共同代表 一同 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(返信は、info@norikoenet.org ) −賛同支援のお願い− 「のりこえねっと」に賛同される方を広く募っています。 下記項目を記入の上、FAXまたはEmailにて呼びかけ人にお送り下さい。 お名前(ふりがな)※個人・団体 肩書 名前・肩書の公表 可 / 不可 ご住所 〒 電話・携帯 FAX 顔写真の公開 可 / 不可 ○具体的に可能な活動範囲に?をお願いします。 □ヘイトデモに対する現場サポート □差別禁止法の立法化活動 □差別に対する全国学習会への参与 □「のりこえねっと」の広報宣伝 □その他( ) □賛同メッセージ ・一言メッセージ→「 」・ビデオメッセージ 公表 可 / 不可 ■お問い合わせ ※事務局へのお問い合わせは info@norikoenet.org ■カンパも募っています! 一口 1,000円 ご協力お願いします。 【賛同金 ゆうちょ銀行振込口座】 口座番号:00120−6−600701 加入者名:のりこえねっと ありがとうございました。 以上 |
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2013/7/4(木) 午前 6:33
辛淑玉さんからのメールで記事にする心算でした。
有難う御座います。謹んで転載致します。
先週、石井ポンぺさんと会いました。
2013/9/21(土) 午後 0:42 [ 短足おじさん ]
短足おじさんさん、いつもありがとうございます。
辛淑玉さんからメールがあったのですか。
転載の件、了解です。
2013/9/21(土) 午後 0:47 [ GREEN ]
週刊金曜日の集まりと、様々なイベントで良く会います。
先々週は荒川河川敷の朝鮮人虐殺追悼コンサートでした。
コピペでも良いのですが、転載ボタンを出来ればお願い致します。
2013/9/21(土) 午後 0:53 [ 短足おじさん ]
短足おじさんさん、失礼いたしました。
「転載」ボタンを忘れてました。
今後ともよろしくお願いいたします。
2013/9/21(土) 午後 0:55 [ GREEN ]