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罠にはご注意を

ある場所である人のリクエストで書いたSSです
二人のキャラは遺跡調査部(一人は予定)のキャラなのですが、SSに出してないので、今のカテゴリーは単発の方にしてます

では、いつものごとく、駄文、脱字は仕様です
【粘土化】




ある都市のある学園の一部屋で一人のツインテールの少女が床で寝ていた。
「ふぁぁ・・・・・・はぅ? どこ?」
目を覚ましたツインテールの少女は、座ったキョロキョロと見渡すがツインテの少女には見覚えなのない場所だった。
その部屋は何もなく、ただ白い壁と扉が一つだった。
「起きましたわね。仁奈(にな)」
すると、その少女を名前を呼ぶ声が聞こえた。
「はぅ?紗凛(しゃりん)ちゃん?」
その声の主に、仁奈は覚えがあるようだった。
「えぇ」
紗凛と呼ばれる少女がこの部屋に入って来た。
「ふふふふ、まんまと罠に掛かりましたわね」
不適な笑みを浮かべていた。
「な・・・・・・なんだって!?」
わざとらしくオーバーリアクションを仁奈はとる。
「やっぱりあんな分かりやすい落とし穴一応罠だったんだ」
仁奈には罠だと分かっていたようだった。
「なんですの!?わたくしをそのバカにした態度は!?」
「だって、あんなのわざとじゃないと引っかかったりしないよ」笑いながら話す。
「暇だったから引っ掛かったのに・・・・・・悪の組織と戦ったり出来ることをちょっぴり期待してたけど、なんだ紗凛ちゃんか」
仁奈は心の底からがっかりとしていた。
「わたくしを馬鹿にして!」
地団駄を踏みながら怒る。
「じゃあ仁奈は帰るね」
紗凛をスルーしてトントンっと軽やかなステップで、紗凛の扉の後ろに手をかける。
「あれ、開かない」
「逃がすわけありませんわ」
ただ扉に鍵を閉めてるだけなのに、誇らしげに話す。
「こんな扉、仁奈が一撃で!」
仁奈の身に着けてる首輪が仁奈の言葉と同時に光る。
「させませんわよ!」
仁奈の直ぐ後ろの床が開くと、大きなマジックハンドがそこから出てきた。
「はぅ?・・・・・・はにゃ!?」
マジックハンドに気付いて振り向いたが一歩遅かった。
マジックハンドによって、仁奈の体がグニャと音を立てて、潰されてしまった。普通の人間ならこれで死んでるところだろ。
だが仁奈は違っていた。
仁奈の体には、ある魔法の効果が受けており、その効果で体が粘土になっていた。
魔力を制御することによって、普段は問題なく暮らしていた。
ただこう別な力を与えられると、直ぐに魔力は乱れてしまう。
「お上げ」
紗凛の声と共にマジックハンドが上がる。
仁奈の体は人型を失いただの塊になっており、マジックハンドの綺麗な手形が出来ていた。
「はにゃ〜〜」
衝撃で目を回していた。
「ふふふふ、いい姿ね」
満足げな表情で紗凛は仁奈を見下ろした。
「はぅぅぅ・・・・・・。ひ・・・・・・酷いよ」
気がつくと顔を真っ赤にして、涙目で紗凛を見上げた。
「これからが本番ですわよ!」
するとまた床が開き、もう一つマジックハンドが出てくる。
「こ・・・・・・これ以上何するの?」
「こうするのですわ!」
二つのマジックハンドが同時にこね始めた。
「はぅぅ!?」
痛くないものの妙な感覚に、無意識に声を上げる。
「や・・・・・・やめて」
ぴくりっとも動けないのでされるがままに、床に叩きつけられしてこねられたり、横や縦に伸ばしたりなど仁奈はしばらく体いじられた。
「はぅぅ・・・・・・」
既に仁奈の気力はだいぶ失われていた。
「型とりますわ」
「か・・・・・・型?ふぎゃ!?」
星形の型を持ったマジックハンドに型を強く押された。
綺麗に仁奈の体は星形に型取られていた。
「綺麗な星になりましたわね」
「ふぇぇ・・・・・・」
仁奈はただ唸ることしか出来なかった。
「食事をとって来ますわ。続きは後ほど」
そう言うと仁奈を置いて、紗凛を部屋から出ていた。

――――あれから、二十分経ったがまだ紗凛を戻って来ていなかった。
その間に、心を落ち着かせることも出来た。
そのおかげで仁奈は、魔力を制御も上手くいき、元の姿を戻った。
仁奈「はぅ・・・・・・はぅ・・・・・・」
息継ぎをしながらふらふらと扉に向けて歩く。
元に戻ったとはいえ、少しでも気を抜くとまた体が戻ってしまいそうだ。
扉には鍵はもう掛かっておらずが逃げ出すこてが出来た。
そのまま仁奈は女子寮まで無事に帰った。



【後日談】

「交わした約束忘れないよ 目を閉じ確かめる 押し寄せた闇振り払って進むよ♪」
ある学園内を紗凛は気分よく歌を口ずさみながら歩いていた。
だが急に歌をやめて立ち止まる。
明らかに他と比べて違和感のある地面が紗凛の直ぐ目の前にあった。
「引っ掛かるわけありませんわ」
落とし穴の直ぐ横を通って歩いて行くが・・・・・・。
「え?きゃ!?」
足に縄が絡みつき木に逆さ吊りになってしまった。
「なんですの!?これ!」
スカートを両手で押さえながら辺りを見渡す。
「はぅ! 紗凛ちゃんなら引っ掛かると思ったよ」
木の影から仁奈が顔をひょこっとが出す。
「わたくしとしたことがこんなのに引っ掛かるなんて・・・・・・」
「というか本気で引っかかるの紗凛ちゃんくらいだけだよ」
「なんですって!」
逆さのまま怒りに声を上げる。
「それじゃ、昨日のお返しだよ!」
すると昨日のように首輪が光ると首輪が消えて、代わりに両手に手袋のような籠手が装着される。
「わ、わたくしをどうするんですの!?」
「仁奈が味わったことを、今度は紗凛ちゃんに味わってもらうよ!」

「な、何を言ってますの。そんなのわたくしには無理に決まって・・・・・・」
「えい!」
仁奈が紗凛の右手を掴むと、普通じゃ絶対曲がらない方向に、グニャっとあっさりと曲がった。
「ぬぁ!?どどどういうことですの!?」
「ふふん!これを着けてれば仁奈に掛かってる魔法を一時的だけど、他人に使うことだって出来るんだよ」
両手につけた籠手を見せびらかしながら話す。
「そういうことでそれじゃあ♪」
仁奈は木の上に行くと紗凛の量足に触れると同時に縄を切る。
「きゃ!?」
縄が切られて頭から地面に落ちて、横に倒れる。
「う、うぅ・・・・・・」
紗凛は立ち上がろうとするが足に力を入れるが、両足がグニャリと変な方向に曲がり立ち上がるどころじゃなかった。
「紗凛ちゃん、頑張って〜♪」
その様子を木の上から笑いながら仁奈は眺めていた。
「くぅ・・・・・・」
この屈辱的な状況に紗凛は羞恥心から顔を真っ赤にしていた。
それでもまだ立ち上がろうと、まだ無事な左手と体で木に支えられて、なんとか立ち上がる。
「ふふん、残念でした」
いつの間にか降りて来た仁奈が支えであった紗凛の左手と体を触っていた。
「なっ!?きゃ!」
左手もグニャと曲がって、木に背をつけたまま尻餅をついた。
その衝撃で背中と尻が平らになってしまった。
まだ動けるものの、立ち上がることがとても出来なかった。
「はい、これで終わり」
唯一無事だった頭を仁奈か触り、これで体全部が粘土になってしまった。
「それじゃあ、やっちゃうよ」
「や、やっちゃうって、何をですの?」
「にゃはは、直ぐに分かるよ♪」
両足を掴むと両手でリズミカルに強くこねていく。
「こね〜、こね〜」
「はぐっ!?」
痛くはないが紗凛には始めての感覚だった。
「こんなもんかな〜」
瞬く間に紗凛の両足は見る影もなく、二本の足が一つの塊となっていた。
「な、なんてことを・・・・・・」
「これからなんだよ♪」
そういうと今度は腰の辺りを強くこね始めた。
「ね、ねぇ。仁奈! き、昨日のことは謝りから・・・・・・ゆ、許して下さいませ」
必死の声で仁奈に許しを請う。
「仕返しなんだから無理だよ〜」
だからといって全くやめる様子もなかった。
そして、両足だけだじゃなく、全体をこねられ、紗凛の体全てが一つの塊となってしまった。
「うぅ・・・・・・」
あまりの羞恥心から微かに涙を流していた。
「それじゃあ、びょーんと!」
「ふひゃ!」
仁奈は両手で横に伸ばしたり、縦に伸ばしたりして遊んだ。
「も、もうやめて下さいませ・・・・・・」
「もういいかな」
伸ばして遊んでいたのをぎゅっと力を入れて小さめに纏める。
「そろそろ行こかな♪」
「ふぅ・・・・・・」
何処かに行くと聞いて、元に戻してくれると思い安心する。
「それじゃあね」
そのまま紗凛に手を振り返ろうと歩き出した。
「ちょっと!わ、わたくしを戻して下さい」
「大丈夫、大丈夫。しばらくしたら勝手に戻るからね」
紗凛にウィンクする。
「でもそろそろ人がこの辺、よく通る時間だから、いっぱいの人に見られちゃうかもね」
「え?」
そのことを聞いて、紗凛は世界の終わりのような絶望的な表情をしていた。
「今度こそ、じゃね」
仁奈は紗凛の制止の言葉を無視して、仁奈はこの場を去って行った。

SS「魔法使いの実験録」

状態変化系の単発物のSSです
人によっては結構えぐい内容になってるので、注意です。
それでもおkな人はどうか読んで見て下さい。
駄文、脱字は仕様だと思って下さい
【粘土化?→球体化】


休みの子がいたせいで、いつもより遅くなっちゃったよ。
疲れた……。
明日学校なのにちゃんと起きられるかな。
私は何気ない不安を抱えてながら、バイト帰りに街を歩いていた。
あれ、?……おかしいなー。
いくら夜とはそんなに遅いってわけじゃないのに私以外に人が歩いてる人が見つからなかった。
私がいるこの街は都会とは言えないかもしれないけど、それでも夜にはそれなりに人がいる。
「なんか不気味……」
ちょっとお菓子でも買っていこうかな。
別に欲しかったわけじゃなかったけど、人を確認して安心したくてコンビニに入った。
コンビニは電気はついてるのに、客どころか店員の姿すらなかった。
コンビニから出てまた外を見たけどやっぱり誰もいなかった。
まるで、この街には私しかいない、そんな孤独を感じていた。
「どうしたんだい?」
すると後ろから私は話かける声が聞こえ、私は降り向く。
その男は、見た感じ二十代後半といった男だった。良かった。
人ちゃんといたんだ。
人がいたことに素直に安堵する。
「様子がおかしかったけど、どうしたんだい?」
男の人は心配してくれてるようだった。
「え、えーと……なんでもないです。大丈夫です!」
人がいないから消えたんじゃないかと妄想して、不安で寂しがってたなんてとても恥ずかしくいえなかった。
「そうかい?でも何かおかしく感じてるんじゃないかい?」
「いえ・・・・・・今日はちょっと人が少ないかなって思ったくらいで」
「今この辺りは、僕ら二人だけだからね」
何言ってるのか数秒間理解出来なかった。
確かに他の人の姿は見えないし、そこのコンビニにも誰もいなかったけど、周りには他にも電気の店はいっぱいある。
いくらなんでも二人っきりなんてことはないはず・・・・・・。
「信じてないようだね。でも人払いの魔法を使えば簡単なんだよ」
「魔法?」
「そうそう。魔法」
尚更私には、理解出来なかった。
駄目だ。
この人、やばい人だ。
「そ、それじゃあ私はこれだ」
身の危険を感じた私はこの場から逃げようとする。
「駄目だよ」
「え?」
足どころか指一本動かせずに、止まらざるおえなくなった。
「ど、どうなって……」
「ふふふ、駄目だよ。君はこれから僕の材料になるんだから」
その言葉を最後に私の意識は途切れた。





――――私は目を覚ますと見たことのない白い天井が見えた。
「ここは・・・・・・」
起き上がるとそこは殺風景な部屋だった。
あるのは鏡が一つと・・・・・・
「やぁ、起きたようだね」
「あ、あなたは・・・・・・」
起きたばかりで頭が覚醒しきってなかったが男のことを思い出した。
「あなた私を誘拐したわけ?」
現状に混乱しながら必死に冷静を装いなが話す。
「うーん、そうだね」
「私の家そんなにお金ないわよ」
「別にお金が目的じゃないよ」
「じゃあ目的は何?」
どっかに出口は・・・・・・・。
男と話しながら視線を少しずつずらして出口を探す。
すると男の直ぐ後ろに扉が見えた。
「言っただろ。実験の素材に使わせてもらう」
「はぁ?実験?」
どんな実験か分かんないけど、とにかくいかれてる。
早く逃げないと。
「そうそう。だから協力してくれると嬉しいな」
「そ、そう・・・・・・わかったわ」
「よかった」
今だ!
男が油断した隙を狙い。
素早く男の横を無事にすり抜け、扉に手をかけた。
「やれやれ」
「え?」
手をかけたのはいいが、手も足も動かなくなってしまった。
さらわれた時と同じ感じだった。
「強引にやるのは心ぐるしいんだけどね」
すると動かない私の体が宙に浮くと、ちょうど部屋の真ん中におろされた。
「な、何よこれ!」
体が動かなくなっただけではなく、宙に体が浮き、この非現実的なことに驚きをとても隠せなかった。
同時にこの非現実的な状況で私は何をされるのか恐怖していた。
「心配しなくても痛いことじゃないから」
男の言葉などとても信じられるわけもなかった。
「お願い。離して!」
体を動かそうと試みがやっぱりぴくりっとも動かなかった。
「駄目だよ。もう君は僕の実験素材なんだから」
すると床が光り、よく分からない絵のようなものが浮かび上がっていた。
普通なら綺麗と思うかもしれないけど、今はそんなこと思ってる場合じゃなかった。
その絵の中心に私がいることは明らかだった。
「魔法陣って言葉くらいは知ってるだろ? これはまさにそうだよ」
とても信じられるないような物だったが、私のこの状況では信じることしか出来なかった。
「何するか分からないけどお願いだからやめてよ!」
「だから駄目だって、それにもう無理だよ」
男がそう言うと同時に、魔法陣から四本くらいの光の手が伸びて来た。
「い・・・・・・いや、これ何よ・・・・・・」
体は動かなく表情は変えられるらしく、私の表情は恐怖に歪んでいることだろう。
その光の手が私の両手両足を掴む。
そして、光の手はそれぞれ違う方向にいきなりよく引っ張った。
私は痛みを覚悟して目をぎゅっと瞑るが、痛みは全くなかった。
だけど代わりに痛みとはまた違う感覚を走った。
恐る恐る瞑っていた目を開ける。
「え?・・・・・・」
私の両手両足は信じられないほど、伸びきっていった。
体も幾分か伸びてるようだっだ。
何が起こってるか分からず、困惑することしか出来なかった。
「問題ないようだね」
「君に球体になってもらう為の下準備だよ」
「きゅ・・・・・・球体化?」
私は馬鹿じゃない。
この状況で何を意味してるのか、なんとなく理解出来た。
けれど、理解したくなかった。
「理解してくれたようだね。じゃあ続きを始める」
「まっ・・・・・・」
静止を頼む前に光の手が再び動き始めた。
「ふぁぁぁ・・・・・・らめぇ・・・・・・」
私は衣服ごと何度も伸ばされた。
それだけじゃなく捏ねられたりとまるで粘土のような扱いをされたのだった。
確かに痛みをなかったがそれはまた別な苦痛だった。「ふぁ・・・・・・ふぁ・・・・・・」
やっとのことでその光の手が止まるが、私は人という形を完全に失ってい、ただの塊となっていた。
「ひ・・・・・・酷い・・・・・・」
鏡ごしに自分の今の姿を見て、涙が溢れ出てきた。
「戻してよ!」
男に心の底から懇願する。
けど男は全く聞いてくれる様子はなっかた。
「まだ仕上げが終わってないんだから」
するとまた光の腕が動き出した。
「も・・・・・・もう嫌・・・・・・」
そんな願いも届くわけもなく、光の手に形を整えられるとコロコロと回されて、まるでボールのような球体にされてしまった。
「こんなもんだね。これで固定化して」
光の手も魔方陣も消えていった。
「うん、綺麗な球体になったね。大きさはサッカーボールくらいだね」
男の両手で持ち上げられた。
「ふふふ、顔が真っ赤だよ」
こんな姿にされて恥ずかしいに決まってる。
「も・・・・・・もう気がすんだでしょ・・・・・・」
「まだだよ」
「これ以上何する気よ・・・・・・」
「まずは弾力性かな?」
「弾力?」
男の言ってることが今まで以上に分からなかった。
「疲れてるだろうけど、さっそく」
そういうと、男は手を掲げた。「んっぎゃ!!」上から私に見えない圧力がかかり、球体のまま潰れてその間、平面になった。
だが圧力が消えるとボンッと音を立てて、元の球体に戻った。
「結構な弾力性はあるみたいだね」
「も・・・・・・もうだ」
「今度はもっと長くやるよ」
「んぎゃ!!」
私の言うことなんて全く聞かず、また私は圧力をかけられて潰された。
「苦しくはないはずだから大丈夫・・・・・・」
確かに痛みで苦しくなかったけど、ある意味それ以上の苦しみだった。



――――あれから一時間くらいが経って、やっと圧力から開放された。
それでも私は球体を保っていた。
「うん、思った以上の弾力性みたいだね」
これで開放されるか期待する。
「じゃあ次だね」




――――あれからどれくらい経った分かんない。
けどだいぶ時間が経ってるのは確かだった。
私は色々な実験をされて、精神的にボロボロだった。
「うーん、これくらいかな」
男の実験というのは終わったらしい。
「じゃ・・・戻し・・・て・・・」
残った気力で声を出して必死に訴えかける。
「そうだね・・・・・・・」
「やっほー!」
ここへ来て始めて別な人が元気よく部屋に入って来た。
その子は見た感じ中学生くらいの女の子だった。
「あ、それ、新しい素材?」
もちろん、私のことを言ってるのだろ。
女の子は私を両手で持ち上げると楽しそうにクルクル回転した。
「あぁ、けどもう十分記録もとれたし、元に戻して記憶を消そうとね」
「ふー・・・・・・あ、じゃあこれ私にちょうだい!」
「・・・・・・え」
女の子の無邪気な提案が私には悪魔の提案にしか聞こえなかった。
「いいけど」
「やったー!」
私は反論しよう声を出そうとしたが何故か全く声が出なかった。
「何に使うの?」
「サッカー!こないだボールが壊れちゃたの」
「中学生になってもまだサッカーしてたんだね。女の子なんだから女の子らしい遊びもしないと。兄として心配だよ」
「いいの。いいの」
「じゃあ行って来ます」
「いってらっしゃい」
これからの私の日々は女の子のただのボールとして、蹴られたり投げれたりなどの屈辱の日々だった・・・・・・。


単発及び暗い話の小説はこれがはじめてでした。
なので、どこで切ればよく分からずちょっと長くなったかもしれません。
次からは単発物でも分割するかも知れません。
シリーズ物は明るい内容なので書くので、単発物は暗いものが多くなるかもしれません。
プロフィール

Author:結原ふゆ
ゲームと状態変化が大好きなブログ主です
もちろん、アニメや漫画も大好きです

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