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2013年9月10日(火) 19:10 |
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吉井川流域の芸術イベント「廻遊」
岡山県東部を流れる吉井川流域にある地域で芸術イベントが始まっています。 「廻遊」と題したアートイベントで、12月まで岡山県東部が舞台となります。
プロジェクトのひとつ、小学生がオリジナルの歌を作って演奏する過程を、ドキュメンタリー作品にする取り組みが10日から始まりました。 音楽室で楽器を演奏する、赤磐市の山陽西小学校の児童たちです。 ミュージシャンに教わりながら、歌を作り、自分たちの演奏で作品発表までを行います。 作品を制作する過程に、カメラが密着しています。 映像作家、本田孝義さんのドキュメンタリー作品制作の1コマです。 本田さんは子どもたちが音楽作品をつくる過程も、作品の一つにしたいと考えています。 子供たちが音楽作品を作るのは初めてです。 全員楽しみながら楽器に触れていました。 岡山県東部を流れる吉井川です。 音楽作品とドキュメンタリーは、吉井川流域で様々な芸術を楽しもうというプロジェクト、「廻遊ー海から山から」の一環で制作されています。 8つの市と町で様々な芸術を楽しむことで地域の文化、人と人との交流を深めようというのが狙いです。 海をのぞむ瀬戸内市立美術館です。 廻遊の最初の展示として、木版画家鈴木敦子さんの作品展が開かれています。 詩人金子みすずの詩の世界を、暖かい色遣いで表現し、平穏な日常の素晴らしさを思いださせてくれます。 瀬戸内国際芸術祭が大成功を収める中、岡山県でも始まった地域のアートイベントです。 芸術が起爆剤となるのか、山陽西小を舞台にしたドキュメンタリーは11月には完成の予定です。
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