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2013年9月20日(金) 19:10 |
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会計検査院が瀬戸大橋債務を試算
国の会計検査院は、瀬戸大橋など本州と四国を結ぶ3本の橋の建設で生じた借金を、通行料金だけで返済するには、料金を値上げする必要があるという試算をまとめました。 これに対して、岡山県の伊原木知事は、現段階では出資の延長の考えは無いと話しました。
この試算は会計検査院が来年度以降、国と岡山県など10の地方自治体からの出資が打ち切られることを受けて行ったものです。 それによりますと、岡山県や香川県などが出資を打ち切ると20日約1兆4400億円の借金は、利子の返済が滞ることなどにより50年後の2064年度には2兆4500億円にまで膨れ上がるとしています。 そしてこれを通行料金だけで返済するに、は料金を1.88倍に引き上げる必要があると指摘しました。 このため会計検査院は、国と地方の出資に代わる返済計画を検討することや、橋の管理費用の削減を本四高速会社に求めました。 岡山県は瀬戸大橋建設費として、今年度までに694億円を出資しています。 瀬戸大橋の通行料金は来年度から見直され、引き下げの方向で20日調整が行なわれています。
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