うなぎ産地偽装販売容疑で逮捕09月20日 12時29分
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中国産のウナギのかば焼きを愛知県産と偽装して販売したとして、和歌山市にある水産加工会社の社長や専務ら3人が、不正競争防止法違反の疑いで警察に逮捕されました。専務は容疑を認めていますが、社長ら2人は「自分は関与していない」と供述しているということです。
逮捕されたのは、水産加工会社「和歌山淡水」の社長、木下誠容疑者(40)と、専務の橋本和雄容疑者(53)ら3人です。
警察の調べによりますと、3人はことし3月、自分の会社で加工した中国産のうなぎのかば焼きに、愛知県産を示すシールをはって販売したとして、不正競争防止法違反の疑いがもたれています。
調べに対して専務は、「間違いありません」と容疑を認めていますが、社長ら2人は、「自分は関与していない」と供述しているということです。
和歌山淡水はことし7月、13万5000尾を愛知県産といつわり販売していたとして和歌山市から改善の指示を受けていました。