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【サッカー】

フランクフルト快勝も… 乾ご機嫌ななめ

2013年9月21日 紙面から

フランクフルト−ボルドー シュートを放つ乾(右)=フランクフルトで(JaginNEWS)

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 【フランクフルト(ドイツ)浜田恵子】欧州リーグは19日、各地で1次リーグの24試合を行い、MF乾貴士(25)が所属するF組のフランクフルト(ドイツ)はホームでボルドー(フランス)と対戦し、3−0で快勝した。開始4分に先制するなど、危なげのない試合展開だった。乾は左MFで先発したが、無得点で前半終了時に交代した。GK川島永嗣(30)とFW小野裕二(20)が所属するC組のスタンダール(ベルギー)はエスビアウ(デンマーク)とのホーム戦で1−2で敗戦。川島はフル出場したが、後半ロスタイムに決勝点を許した。小野は負傷中でベンチ外だった。

 ハーフタイムを終え、ピッチ上に戻ってきたフランクフルトの選手たちの中に乾の姿はなかった。先発したものの45分間だけのプレー。前半終了間際に決定的なチャンスを迎えかけたが、トラップが大きくなり、シュートを打つことができなかった。

 試合後の乾は早すぎる交代にご機嫌斜め。GKと接触した際に足を引きずっていたが、交代はそのせいではなかった。

 「足(の痛み)は関係ない。一時的な痛みだったし、プレーできた。ただ単に(出来が)良くなかった」と説明した乾。「(裏に抜け出す動きを心がけたが)あんまりボールが来なかった。(パスが)出てくれば良かったんだけど、出てこない場面が(多かった)。自分でも工夫しないといけない」と残念そうに振り返った。

 チームは会心の白星発進となったが、乾だけが快勝の余韻に浸れず、ひとり蚊帳の外といった状況。「とりあえずチームが勝ったし、初戦としては良かったんじゃないかなと思う」と言いながらも、心から喜んでいる様子ではなかった。

 

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