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【プロ野球】

巨人の胴上げ マエケンが阻む

2013年9月21日 紙面から

 マエケンがCS出場へラストスパートを掛ける。広島は20日、21日からの巨人、中日との敵地6連戦に向け、マツダスタジアムで全体練習。野村謙二郎監督(47)が前田健太投手(25)に今季最後のフル回転指令。21日の巨人戦後、中4日で26日の中日戦に登板が有力となった。

 グラウンドに出てきた野村監督は山内投手コーチを交え、前田健と10分以上話し合った。内容は「明日(巨人戦で)勝って、もうひとローテ頑張ってもらおうということ」。もうひとローテとは、巨人戦後、今季2度目の中4日で26日の中日戦に投げてもらうということだ。

 CS進出の目安となるクリンチナンバーは現在「6」。早ければ24日の中日戦でCS出場が決まる。カウントダウンに入った状態だが、最後まで何が起こるか分からないのが勝負事。それだけに野村監督としては、今回の巨人、中日との6連戦でCSへの切符をつかみたい思いが強い。

 現在8連勝中と絶好調の前田健。指揮官から託された思いは理解している。「できるだけ(CS出場が)早く決まってほしい。今は投げる試合を勝てている。昨年はそれができなかった」。昨季はチームとともに、自身もシーズン終盤に大失速した。今年は違う。

 マジック1の巨人相手の登板については「自分たちが勝つことが大事なので、そのことは考えない。今まで通りの投球をするだけ」と、自然体を強調した。残りは11試合。4位の中日とのゲーム差は5・5。「昨年と比べて充実感が違う」。悲願のCS進出へ、巨人の胴上げ阻止、竜倒へと突き進む。 (菅藤学)

 

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