常盤貴子「役柄に入りすぎた」　「月に祈るピエロ」制作発表

　女優の常盤貴子（４１）が２０日、東京都千代田区のホテルニューオータニで、主演するＴＢＳ系スペシャルドラマ「月に祈るピエロ」（１０月５日午後２時、ＣＢＣ制作）の制作発表に出席し、「新しい形の大人のラブストーリーを見ていただけたら」とアピールした。

　北川悦吏子さん脚本のドラマは、岐阜県の山間の町を舞台に、常盤演じる４１歳、独身のヒロイン静流（しずる）の大人の恋愛を描く。

　北川さんとのコンビで数々のヒット作を送り出してきた常盤は「『年ばっかり取ってやんなっちゃう』とか、アラフォー女子にとっては痛いセリフ、共感できるセリフがたくさんあって、役に入りすぎて抜けるのが大変でした」と、笑顔で撮影を振り返った。

　ロケで８月に滞在した岐阜県郡上市八幡町について、常盤は「とても暑かったのですが、水がきれいな川で子どもたちが遊んでいたり、大人たちも川に入って楽しんでいたのが印象に残っています。天然のアユも立派でおいしかった」とお気に入りの様子だった。