うえぇぇぇぇぇん |
2010年 05月 16日 |
床に崩れ落ちて号泣するような時期は過ぎたものの、ギャーコが居た頃の生活習慣を未だ拭い去ることができません。
やっぱ厳しいですね。大家族で犬猫わらわら飼ってた頃なら愛別離苦も皆で分かち合って立ち直れますが、今や当方はひとり暮らし。一人と1匹で10年間一緒だったんですもの(前任の飼い主2年、職場事務所半野良で5年、私が人事異動を期に自宅にお持ち帰りで10年)。
特に、生前もっともやっかいな仕事のひとつだったはずのトイレの猫砂を目にするのが一番つらいですよ。
土曜日の掃除の日に片付けようと思っていたものの、当然のことながら何度覗きにいっても砂の表面は二度と波立つことがない。乱れず汚れず、真っ平らな寂寞が横たわるばかり。死んで3日目ぐらいで発狂しそうになりました。
全く変化しなくなった猫トイレの様相がそれはそれは恐ろしく、まるで幽霊を見てるようなおぞましい悪寒。逆なのにね。猫砂を猫トイレごと慌てて片付けました。
おかげでここ数日は、
“ンギャーオ!”
「ギャーコただいまー」
“ンギァーウ!”
「はいはい、ゴハン開けるわね」
……と、ギャーコの鳴き真似を交え、ひとりでぬことの会話を再現するのが帰宅時の習慣に。
そういえば「サイコ」のアンソニー・パーキンスや「悪魔のシスター」のマーゴット・キッダーも同じことしてたっけ。最愛の家族を失うとこうなるのね。
そんな訳で、ギャーコが生きてた頃の怪奇現象談のひとつでも。
6年くらい前でしょうか。木枯らし吹きすさぶ晴れた初冬のある日、「さぁ今日は部屋の掃除をするべー」と窓を開けたら、裏のマンションの遥か階上から人が降ってきました。
人類滅亡を招くペンダントをした少女などではありません。中年女性の飛び降りです。
ちょうど部屋の窓をガラっと開けた超バッドタイミング。『ズバァーン!』という衝撃音。そのヒトはピクリとも動きません(即死状態で助かりませんでした)。
救急車を呼ぼうと119番したところ、既にそのマンションの住民が通報していたそうで。
受話器を置いてしばらく動向を見守っていたところ、眠りこけていたギャーコがビクッ!!と飛び起きるように何かに反応、そそくさと外に出て、隣家の屋根から、そのご遺体をじ~~~~~~っと凝視してるんです。耳は後ろに吊り気味でしっぽも緊張してフリフリ。
一体ギャーコは何を察知して、何を見ていたのか。それは、本猫(ほんにゃん)に訊いてみない限り分かりません。
因みに、そばにちょうどデジカメもありましたが、まさか撮ったりはしませんでしたよ。だって、『おまえ撮ったなぁー』とか呪怨みたいなのが写ってたらいやですものー。
〓本日の動画特集。〓
今日は「KIRIN NUDA」CM特集。本物とMADが混ざってますのでご注意を。
◇キャプテン翼で「NUDA」
◇エウレカセブンで「NUDA」
◇初音ミクで「NUDA」
◇ドナルド教祖で「NUDA」
◇江頭2:50で「NUDA」
◇森の熊さんで「NUDA」
◇キーボードクラッシャーで「NUDA」
◇サザエさんで「NUDA」
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by kitaharak | 2010-05-16 21:08 | ぬこトーク