Updated: Tokyo  2013/09/21 05:34  |  New York  2013/09/20 16:34  |  London  2013/09/20 21:34
 

NY外為:ドル上昇、連銀総裁が10月縮小の可能性を示唆

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  9月20日(ブルームバーグ):20日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要16通貨の大半に対して上昇。セントルイス連銀のブラード総裁が緩和縮小を見送ったことについて、ぎりぎりの判断だったと説明し、10月の会合で「小規模な」緩和縮小を決定する可能性もあると話したことが手掛かりとなった。

ドルは対ユーロでの下げを埋めた。ブラード総裁はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「幾らか弱めのデータを入手した」とし、緩和縮小見送りの「決定はボーダーライン上にあった」と述べた。

JPモルガンのJPモルガン・プライベート・バンクでグローバル通貨ストラテジストのサラ・イエイツ氏は、「緩和策の縮小が近づいてはいるが、市場が考えていたほど早期ではないということだ」と述べ、「引き続きドルは円やスイス・フランといった他国の通貨に対して上昇するとみている」と続けた。

ニューヨーク時間午後3時11分現在、ドルは対ユーロで0.1%上昇して1ユーロ=1.3518ドル。一時は0.1%下げた場面もあった。ドルは対円で1ドル=99円35銭。ユーロは対円で0.2%安の1ユーロ=134円31銭。

原題:Dollar Strengthens as Fed’s Bullard Says October TaperPossible(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:香港 Andrea Wong awong268@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net

更新日時: 2013/09/21 05:07 JST

 
 
 
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