情報漏えい 別の警察官の紹介09月20日 19時28分
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愛知県警察本部の警部が、暴力団関係者から頼まれて警察のシステムを使って調べた個人情報を漏らしたとして逮捕された事件で、警部は暴力団関係者について「14年前に別の警察官から紹介され、飲食をともにすることもあった」と供述していることが警察への取材でわかりました。警察は、2人が親密になったいきさつを調べています。
愛知県警察本部の警部で捜査1課に所属する倉木勝典容疑者(55)は去年8月、暴力団関係者から車のナンバーを基に使用者を調べるよう依頼され、警察の情報管理システムを使って調べた名前や住所の個人情報を漏らしたとして地方公務員法違反の疑いで逮捕されました。
警察は20日午後、倉木警部の身柄を名古屋地方検察庁に送りました。
警察によりますと、倉木警部は暴力団関係者について「14年前に別の警察官の紹介で知り合った。食事をともにしたこともある」などと供述しているということです。さらに調べに対し、暴力団関係者から直接、車の使用者について、調べてほしいと依頼されたと供述しているということです。
警察は、2人が親密になったいきさつについて調べを進めています。