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旧グラバー住宅１５０年切手
ことしで建築から１５０年を迎え、世界文化遺産に推薦されることになった長崎の観光地「旧グラバー住宅」の記念切手が、２１日長崎市などの郵便局で発売されました。この記念切手は、政府がこのほど世界文化遺産への推薦を決めた「明治日本の産業革命遺産」を構成する「旧グラバー住宅」が、建築されてからことしで１５０年を迎えるのを記念して、グラバー園と長崎歴史文化博物館が共同で企画しました。
販売は、２０日から始まり、長崎市の長崎中央郵便局には、午前中から切手を買い求める人が訪れていました。
記念切手は、１０枚１セットで、▼住宅が建設される前の風景や、▼明治３０年代に住宅の前で撮られた写真、それに▼長崎にいたヨーロッパ人たちでピクニックをしたときの写真などがあしらわれていて、日本の産業の近代化に貢献したトーマス・グラバーの住宅の歴史が見て取れるようになっています。
沖縄県から旅行中に、買いに訪れた女性は、「グラバー園にも行ってきました。歴史がよくわかる切手で、いい思い出になります」と話していました。
長崎中央郵便局の加藤修士窓口営業部長は「旅行のお土産に買って、グラバー園がさらに知られるようになればうれしいです」と話していました。
この記念切手は、長崎市や時津町などの郵便局で１シート１２００円で、１１００シート販売されます。
09月20日 19時48分