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      自衛隊員2人に大けがで懲戒

      佐世保市にある陸上自衛隊相浦駐屯地の22歳の隊員が、酒を飲んで路上で後輩の隊員2人を殴って全治1か月の大けがをさせたとして、停職15日の懲戒処分を受けました。
      停職15日の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊相浦駐屯地にある西部方面普通科連隊の22歳の男の陸士長です。
      相浦駐屯地によりますと、陸士長は、ことし3月10日午前2時ごろ、佐世保市内の路上で、酒に酔った状態で後輩の隊員の男性に殴りかかり、鼻の骨を折る全治1か月の大けがを負わせたということです。
      また、止めに入った別の男性隊員も前歯を折られて全治1か月だということで、陸士長は過失傷害の疑いで自衛隊の警務隊に検挙されました。
      陸士長は、「路上で会った時に2人に呼びかけたが反応がなかったことから無視されていると思いいらだって殴った」と話しているということです。
      陸上自衛隊相浦駐屯地では、20歳の陸士長が同僚の隊員の部屋に侵入して財布を盗んだとして、今月、懲戒免職となっています。
      西部方面普通科連隊長を務める國井松司1等陸佐は、「今後はさらに隊員に対して個人指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしています。

      09月20日 19時48分