| 「ながさきの地域ねこ」2014年版カレンダーの表紙(県地域猫活動連絡協議会提供)
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県内で「地域猫活動」に取り組む個人やグループなどでつくる県地域猫活動連絡協議会(中村淳会長)は、「ながさきの地域ねこ」と題した2014年版チャリティーカレンダーを千部製作。かわいかったりユーモラスだったりする地域猫の写真計25枚を掲載している。収益金は、会員が野良猫に対し繁殖しないよう不妊化手術をする際の助成費用に充てる。
猫は繁殖率が高く、不妊化しないとかなり増える。同会メンバーらは野良猫に対し、決まった時間、場所で給餌給水し、ふん尿を清掃し、不妊化手術を施し、そのことを示す「耳カット」をして名前を付ける活動をしている。その活動を通じて管理されている猫を「地域猫」と呼んでいる。
カレンダー製作は11年版から毎年取り組んでおり、これまでに計44匹の不妊化について助成。14年版は、おすまし顔の子猫や貫禄のある大きな猫、会員のズボンにじゃれつく猫など、ほほ笑ましい写真が満載。地域猫活動についても解説を載せている。
22日午後1時、長崎市上町のNBC別館1階で開く長崎市動物愛護フェスタで販売。ネット(http://chiikineko.cart.fc2.com/)でも入手できる。1部千円。問い合わせは中村会長(電080・2080・0581)。