トップページ政治ニュース一覧韓国議員に「汚染水で冷静に」
ニュース詳細

韓国議員に「汚染水で冷静に」
9月20日 18時30分

公明党の山口代表は韓国の国会議員でつくる韓日議員連盟のメンバーと会談し、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題を受けて、韓国政府が福島県などの水産物をすべて輸入禁止にしていることについて、科学的な根拠に基づき冷静に対応するよう求めました。

福島第一原発の汚染水問題を受けて、韓国政府は福島県など8つの県の水産物について、放射性物質が検出されたかどうかにかかわらず、すべて輸入禁止にしています。
こうしたなか、公明党の山口代表は20日、韓日議員連盟のメンバーと会談し「安倍総理大臣がきのう福島第一原発を視察に訪れるなど、日本政府が前面に出て汚染水問題に対応することを明らかにしており、科学的な根拠に基づいて冷静な対応をお願いしたい」と述べました。
これに対し議員連盟側は「汚染水問題の影響で韓国で水揚げされる水産物も打撃を受けている。韓国政府もこの問題が大きくなることは望んでおらず、日本政府に対し正確な情報提供をお願いしたい」と述べました。
また、山口代表が、冷え込んでいる日韓関係の改善に関連して「本格的な日韓首脳会談を行うチャンスを整えていきたい」と述べたのに対し、議員連盟の会長の代理を務める与党・セヌリ党のキム・テファン議員は「首脳会談を実現できていないのは残念だ。公明党には両国関係の改善に向けて努力をお願いしたい」と述べました。

[関連ニュース]
k10014699561000.html

[関連ニュース]

  自動検索

韓国の輸入禁止「解除になお時間」 (9月17日 15時36分)

「科学的根拠乏しい」韓国に撤回要請 (9月16日 22時47分)

このページの先頭へ