邪道コンビ発進じゃ!ノアのハレンチ王・杉浦貴(43)が、10月5日の横浜文化体育館大会でGHCタッグ王座に挑戦することを表明。パートナーには大仁田厚(55)と抗争中の帝王・髙山善廣(46)を指名した。王者のTMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)からベルトを奪取すれば、GHC史上初となる電流爆破マッチでの防衛戦強行を早々とブチあげた。
いったん鎮火したかに思えた方舟の邪道熱に、またまた火がついてしまった。
蒸し返したのは当然、この男しかいない。「杉浦厚」こと杉浦だ。「文体では髙山と組んでタッグ王者に挑戦する」とTMDKが保持するGHCタッグ王座挑戦を表明したハレンチ王は「邪道コンビじゃ、ファイヤー!」とデスマッチ戦士に変身してしまった。
髙山は10月14日の「越後大花火」(新潟・朱鷺メッセ)で大仁田と電流爆破戦を控えている。杉浦は大仁田と初対決した7・7有明コロシアム大会で邪道に目覚め、再戦を何度もアピール。
しかし大仁田からの返答はなく、邪道アレルギーがまん延するノア首脳はホッと胸をなで下ろしていた。そんな矢先、大仁田戦を射止めた帝王の存在が、消えかけた杉浦の邪心を呼び起こしてしまった。
こうなったら、もう止まらない。「ベルトを取ったら電流爆破でのタッグ戦も面白い」と杉浦はGHC初の電流爆破戦を予告。実はノアでもかつて白GHC戦で凶器オールフリーマッチやチェーンデスマッチを開催しており、実現不可能ではないと読む。
ちなみに髙山には何も伝えていないという。無断発表は大仁田の常とう手段。杉浦は「電流爆破の前に俺が邪道にしてやる。文句は言わせん」と大仁田戦に先を越された嫉妬の炎を必死に隠し、ふんぞり返った。
また、王者組はGHCヘビー級王者のKENTAにヘビー級タイトル戦で揃って返り討ちにされたばかり。弱りきった王者に、束になって襲いかかり、息の根を止めるハイエナのような手口も、まさに邪道流だ。
とにかく、よみがえった「杉浦厚」は18日の岡山大会でヒザ蹴りで小峠篤司の額を割り、最後は五輪予選弾で流血KOした。
ボートレース住之江で開催されていた「第25回大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」は16日、第12Rで優勝戦が行われ、インからコンマ09のトップスタートを決めた中里優子(埼玉)が逃げ切り快勝した。
「GⅠ第56回オールスター競輪」は17日、最終日を行った。決勝は地元の後閑信一(43)が、2角まくりを決めて優勝。2006年7月寛仁親王牌以来、3回目のタイトルを手にした。
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