処分受けた天理大・大野に黄色信号が点灯
2013年09月20日 16時00分
柔道部の1年生を平手打ちし、全日本柔道連盟から3か月の登録停止処分を受けた世界選手権リオ大会73キロ級金メダルの大野将平(21=天理大)に黄色信号が点灯した。
全柔連は18日の懲罰委員会で、暴力行為の発覚した大野を含む天理大柔道部の4年生9人を3か月の登録停止、藤猪省太前部長、土佐三郎前監督を文書による戒告、2年生5人を文書による注意とする処分を発表した。大野は年内復帰の可能性を残したものの、強化指定選手を外れ、11月の講道館杯や11~12月のグランドスラム東京の欠場が決定した。
新たに作成された懲罰委員会規定によれば、期限付きの登録停止は実質重いほうから2番目の処分となる。それでも3か月という短い期間に設定されたのは「学生」という立場が考慮されたことが大きい。近石康宏専務理事(64=トヨタ自動車顧問)は「学生ですし、再起不能となる期間は考えられなかった。教育的配慮を考えた」と理解を求めるように語った。
しかし、これで大野は“レッドカード”にリーチがかかった。宇野博昌事務局長(63)は「ケースによる」と前置きしながらも、大野が再度、暴力問題を起こした場合は、最も重い除名や登録の取り消しなどの厳罰を下す可能性を示唆。「同じような事案があったら『2度もやるのか』ってなる。学生だろうが、社会人だろうが、暴力に変わりはないのだから」と毅然たる態度をみせた。
世界選手権をオール一本勝ちで制して、2016年リオデジャネイロ五輪、20年東京五輪のエース候補に躍り出たはずの新星。近石専務理事によれば、今回の行為を深く反省しているというが、2度目の過ちは競技者生命を脅かすことを肝に銘じる必要がありそうだ。
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